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紙の本
「擬音語・擬態語」って、簡単なようで、むずかしい。しかし、理解してくると、むずかしいようで、簡単。
2006/12/28 09:55
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蜜香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
< こんな本が欲しかった! > と、本屋で目に入り、飛びついた。「擬音語」や「擬態語」は、会話を引き立てるし、楽しくて魅力のある言葉。かねがね言語感覚を育てて、磨いていきたいなあと思っていた矢先である。しかし自分ひとりでは手に負えない。著者の山口仲美が、「類義語の意味の違いをあきらかにするのは、かなり根気のいる作業なのです」というように、引用文献の多さからも、かなり大変な作業を要したことはわかる。
全体は、五章から構成されていて、1章は「美味しさ」、2章は「人の感情」「人間関係」、3章は「人の行動」、4章「物の様子や音」、5章「短歌と俳句に登場する」。各章を、わかりやすく読めたのはその構成。「一ページ目に似ている擬音語・擬態語の例を具体的な場面を設定して皆さんに問いかけます。二ページ目は、その違いを解いた解答ページになっています。つまり、二ページで一単位になった擬音語・擬態語練習帳と思っていただければよいわけです」。
ためになったのが、4章の、「お腹の痛みは「しくしく」なのか? 「きりきり」なのか? 」という題材。外国人も困るという、お医者さんに聞かれる「「どんな痛み? きりきりですか? しくしくですか?」」の問診には、わたしもこの違いがわからずにお医者さんにかかるたびに困っていた。それが、この本で違いがわかって< すっきり! >、これからは、お医者さんの問診には、はきはきと答えることができるだろう。
5章では、1章から4章までの復習ができるような、「擬音語・擬態語を使った短歌や俳句をとりあげ、該当箇所は空欄にしてあります。最も適切と思われる語を選択肢から選んで」というのに、チャレンジ。全問正解には至らないことから、いざ使うとなると簡単なようで難しい。この本をもっと読み込んで理解し、言語感覚に磨きをかけていこうっと。
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