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☆フクロウの子どものフクちゃんは、悪を倒すかっこいいハンターでいたいのに、
ウサギのお姉ちゃんも、キツネのおじちゃんも、リスのおばちゃんも、
みんなフクちゃんを「小さくてかわいい子」と、赤ちゃん扱い。
怒ったフクちゃんに、お母さんは…。
背伸びしたいけど甘えたい、そんな年頃の子ども達にぴったりの絵本です。
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フクロウのフクちゃんは森の平和をまもるため、きりりとしてきょうもパトロールしています。けれどウサギのおねえちゃんがやってきて、「わあ、フクちゃん、かわいい、だっこしちゃおう!」とフクちゃんをぎゅうっと抱っこ。
「おれ、かわいくなんか ない!」
とさけぶフクちゃん。
そこへ、ママがやってきたので、フクちゃんはママに言いつけました。ママは、「そうね。あなたは、ちっともかわいくなんかないわ。大きくて、こわいもの知らずで、するどい目つきのハンターだものねぇ」と言って、フクちゃんをぎゅう!
するとフクちゃんは…
「わーん! おれ かわいいよ! かわいいって いって! かわいいんだい!」
とさけばずにはおれませんでした。
「もう小さい赤ちゃんじゃないやい!」という気持ちと、「でもまだママに甘えたい」という気持ちの間で揺れ動く子どもの心。親子リズムで読み聞かせたら、小さいおねえさん・おにいさんたちが真剣な眼差しで聞いていたのが印象的でした。
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自分の事を可愛い!って言うけれど、可愛くなんか無いよ!って言っている。でも、言われなくなったら…。と、言う子供心と慣れた感じで相手をする親。かわいくなんかない!って本気で言う子供はいません。いつでも言って欲しいものですよね。
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かわいいより、カッコイイと言われたい・・・自立心が芽生えた頃の男の子の心理をうま~く表現した、かわいい絵本です(フクちゃんに怒られますね^^;)
自分では「かわいくない!」と言いながら、ママに「あなたはちっともかわいくないわ。」(ママのわかっている返し技)と言われると、怒っちゃう。なんともいじらしい。
何歳になっても、子供は「かわいい」んですけどねえ。
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ちっちゃい子扱いされてご立腹のフクちゃん。可愛いよ(笑)
ジョナサン・アレンさんの中でも特にオチが好きなお話です。
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ジョナサン・アレンのフクロウのフクちゃんシリーズ。作者の自画像かな?作者紹介の絵はつげ義春に似ている。