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2010/12/4-7
ラカンの切り口がどこか皮肉めいて聞こえているのに、やけにスッキリと自分の心に響くのは気のせいか。人の心はとはどんな手段を使っても、それらを実体として示すことはできず、その実体を持たない原因によってすら、人は苦しみ、痛む。それを取り扱う方法として精神分析は存在するということが納得だった。三界の話も、新鮮だった。男女の関係だけでなく、誰とも自分の中でも現実界を直接触れることができぬこと。空虚感も悲観せず大切にしていこうと感じた。
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つまらない。途中で読むのをやめた。
<くだらない>と言ったら世間中から叱られるだろうが、私にはくだらなかった。
ラカンとか、あちこちで言うから、それとラカンのはとても難しい本で、入門書として斉藤環「生き延びるためのラカン」が素晴らしいから読めとか書いてあるから買ったが、読みおおせなかった。
フロイドとかラカンとか斉藤環とか、そもそも精神分析なるものが気に入らない。
今後ますますもって遠ざかろう。
馬鹿は相手にしないよ、と世間は言うだろう。
しかし彼らは私ほどマージャンを楽しんだか。ラグビーをやって秩父宮でトライしたか。アラスカまで行ってヨットに乗ったか。
大きな庭で花を植えたか。
さよなら、精神分析。
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なかなかけっこう頭にスイスイと入って来るよ。お薦め。
13/02/14読了。
2回目読書中。
2回目読了。13/3/6。
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簡単なラカンと言われても難しかった…。てかわからないこと満載だった。
でも好きな人の顔を覚えられないのはおかしいことじゃないとわかってよかった。
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頭が固くなったババアがこの手の本を読む時、まず男性中心の言葉に引っかかり、2、3度悪態をついてから、言葉の意味を再確認し、おまけに違う言葉で置き換えると、となんて連想が始まって、とんでもない方向に頭の中が飛んでいってしまう(何故か色っぽい方向には行かない)。結局ちっとも読み進まないのだ。でラカンなんですが、判りやすかったかといえば、私には元々難解でよく判ってないので、判ってる部分の再確認で終わりました。やさしくしようとする努力は買いますし、取っ付き易いんではないでしょうか。
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わかりやすいようで、わかりにくい。が、これ以上わかりやすいものはむしろインチキだと思った。
この方の説明があってはじめて、ラカンに興味をもつことが出来た。
それだけでも感謝。
ある種、目からウロコである。
それが出来なければ、まったく意味が分からないだろう。
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「○○になりたい」「○○がほしい」は欲求ではなく欲望。
こうやって精神分析のこと考えるのも他人に話して聞いてもらえなかったらしないだろうし、
本来の欲求を先送りにしてる欲望に過ぎないんだろうな。
人は認められたいし、同情されたい。
赤ん坊は自我がない。
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『吸血鬼と精神分析』を読んで気になった点が幾つかあったので再読。
日本一わかりやすいことを目指して書かれたというだけあって、圧倒的な読みやすさ。豊富な事例や柔らかい語り口で丁寧にラカン理論を解きほぐしてくれる。ラカンの限界にもキッチリと言及されているのも好印象。
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僕的斉藤環ブームが巻き起こってる時に読みました
良く覚えてないけど、なんとなく分かった気にしかなれてません。対象αとか良くわかんね。てかフロイトが分かってないもんね涙
ラカンの言葉
「欲望とは欠乏である」
他者の欲望
とか至言の宝庫としてしか僕はラカンを認識できてないや
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文章がとにかく平易で読みやすい。ラカンの骨子でもある三界(想像界、象徴界、現実界)についても繰り返し語られるので後半になるにつれより理解が深まる。入門書としては良書。もうすこし踏み込んだ書籍に次はチャレンジしたい。
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数年前からラカンに興味があったので読んだんだけど、結局、著者の斉藤環氏にはまりまして。これから他の本も読んでみようと思う。
自己と他者、想像と現実、自分が常々不思議に思ってたり考え続けてたことのヒントがたくさんありました。
「人間は言葉によって思考をセーブされてる」っていう内容、まさにそのとおりだと思う。
コミュニケーションの方法が言葉である限り、思考も想像力も不自由であることを自覚して謙虚でいたいです。
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斎藤環がラカンをドヤ顔でレクチャー。「知的に早熟な中学生ならすいすい読める」らしいが、中年の私はすいすい読んだものの、知的にはもやもやしたまま終わってしまった。斎藤に言わせれば「センスがない」のかもしれない。いや、ラカンは「わかればわかるほどわからなくなる」らしいから、すこしはわかったのかも。とりあえず、ラカンや斎藤がどんなことに関心をもっているかは、なんとなくわかった。あとフロイト関係の小話。それでよしとしよう。本当はこの後すぐ、別のラカン入門書を読むといいのかもしれないけれど。
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読み助2014年12月2日(火)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2014/12/2-part2-bac7.html
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今まで、文学批評などの分野からラカンの思想に、ちょっとは触れてきたけれど、たしかにこの本の解説はわかりやすい。
理論のむずかしさが変わるわけではなくて、著者が提示している例によって理解が進んでいく感じ。
いや、わかったような気分になっているだけかもしれないけれど…。
ここのところ、フロイトにしてもラカンにしても、もう「過去の理論」みたいな位置づけになっている。
著者は精神科医だけど、ラカン理論を臨床で使っているわけではないとのこと。
でも、ラカンの理論はひきこもりや文化現象を理解するのに有効だと考えているようだ。
本書の刊行は2006年。
またいつか、ラカンブームがやってくる日はあるのかな?
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斎藤環の文章がすきなので買ってみた。(ラカンははじめて)
一回読んでもまだよくわからないので何度か読む、もしくは他のラカン本を読まないといけないなー。
一番印象的だったのは、好きになった異性の顔を覚えられないという現象は、恋心が強烈なほど、トラウマと同じように思い出せないからって指摘していたところ。