紙の本
’!’覚悟の上、お読みください。
2008/03/09 00:25
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ショートチョット - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金がなだれ込んできます。人間は抜群の現状維持機能を持っているので、突然、お金がなだれ込んでくると、かえって不幸を感じる場合があります。それは、現状を維持しようとする、本来の機能と、現実のアンバランスに、落ち着かなくなり、幸せどころではなくなります。従いまして、この本を読む前には、お金がどんどん自分に流れ込んできてもよいだけの準備と覚悟が必要です。ヒントは出口を作っておくことと心の覚悟です。
大金を手にする機会のない人は、お金が欲しいという気持ちとのギャップを埋めるために、日常的にお金に対して卑しいものと考え、だからいらないんだと、バランスをとっています。長い間、そうしてきているので、自分の一部にさえなっています。
バランスが取れた状態は、心地が良いいものです。それを崩される精神的ダメージは相当大きい。従って、今の状態(大金を手にする機会のない状態)が、本当は良いと思っている人には、本書はお薦めしません。
著者の根底に流れているものの一端を示す言葉に「人と同じ報酬で、人の倍、働き、お金儲けに苦労はいらない」というものがあります。この言葉にピン来た人には本書をお薦めします。
ただし、準備と覚悟はお忘れなく。
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22/2/5 85
いろんなことを好きになる努力が必要なんだよ。人間は好きになる努力ならできるんだよ。
商売を始めるときは、一円でもムダ遣いをしないでやる。儲けが出たら次の出資を考える。
収入を十倍にするには、十倍仕事を簡単にする
プロとは、速く動いて気持ちが冷静な人
何時の時代にも、経営のコツというのはありません。芸にはコツがあるから、歌舞伎役者とかは、何代目とかがいる。経営にコツがあれば、誰でもわが子に教えるから、三代目とかでつぶれない。だから、「コツがないってことを早く分かる」のがコツなんです。ただ、ひたすら仕事のことを考える。ひたすら努力するしかないんです。
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[ 内容 ]
お金儲けは、世の中のためによいこと。
だから儲けとは、よいことをしたという証拠。
[ 目次 ]
お金は神さまからのご褒美
笑顔でしっかり儲けるんだよ
ジャンジャン働く、バリバリ働く
仕事を楽しくしようよ
成功するには苦労はいらない
あきらめず歩いていけばいいだけ
ほうっておいても木は育つ
キャベツはキャベツのままでおいしいんだよ
限界を超える。ひとつ上に踏み出す
ツイてる人は、どこまでもツイている
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ホームページに感想を書きました。
「超簡単に健全なお金儲けの心構えが作れます」
http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage079.htm
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一人さん流、商売人心得語録のような本。
日本一税金を納めている人だからこその、お金に対する価値観が参考になります。
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いいことかあった時に感謝するのでは普通。それよりも、イヤなことにも感謝する。
常にわくわく、楽しくてしょうがないように生きること。
心配なんかしちゃいけない。
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お金は神様からのご褒美、との書き出しに「お金自体はただの紙切れに過ぎず、それを交換するモノに対して価値がある」と思っていた私は、ちょっとこの著者の方の考えは自分とは合わないかもしれないと思いかけた。
けれど読み進めていくうちに、心に響く言葉がいくつかあった。
商人は社会の心臓だからしっかりお金を儲けなくてはいけない。これにはなるほどと思った。商人がいるからお金が社会に回ってるんだもんな…。苦しみが生んだ答えは苦しみしか呼ばない、商いとはお客さんが飽きないこと、いくつかの言葉が自分と仕事についての考え方に刺激を与えてくれました。