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この作者の著書は何冊か読んできたけれど、これは今までで一番面白いと感じました。
人間と獣の境。
その壁は取り払うべきなのだろうか。
人と獣は通じ合えないものなのか。
少女エリンの迷い、そして成長。
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傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる…。王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。―人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?著者渾身の長編ファンタジー。
シリーズ化しそうですが、とりあえず?・?で前後編という形で完結しております。(あとがきついてたし) エリンが成長し国家の陰謀に立ち向かう。悩みながらも心の底に揺るぎないものを持ってるエリンを応援したくなります。
途中、王の護衛士イアルとの恋話?もあるのですが、そのへんもうちょっと読みたかった感じです。(でも、上橋さんはたぶんラブラブは書かないだろうから…涙)
国の過去や、獣たちの謎なども解き明かされ壮大なハイファンタジーでした。
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何に共感したんだろう。
話が最後に向かうに連れて、
自分と物語が溶け合うような感覚になりました。
気づいたら泣いてました。
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上橋菜穂子さんの新作。
読んでみたい!!!!
・・・でも高い・・・汗
中学生には鬼のような値段なんです(泣)
早く働いて本やマンガを大人買いしたい〜
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シリーズにはならなかった。〜傷ついた王獣の子,リランを救いた一心で,王獣を操る術を見つけてしまったエリンに学舎の人々は驚愕する。しかし,王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を,エリンはやがて,,身を以て知ることになる・・・。王国の命運をかけた争いに巻き込まれていくエリン。−−人と獣との間にかけられた橋が導く,絶望と希望とは?〜養蜂の本を読んで,着想したらしい。それにしても,悲劇から始まる物語を書く。読み始めると,悲しくなるよ。
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この方(上橋菜穂子)の作品は初めてでしたが、面白く一気に読めました。
“闘蛇”“王獣”……名前と見事にマッチする生き物の描かれ方も納得。
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◎ダ・ヴィンチ2007年3月号「今月のプラチナ本」。
◎ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2009総合ランキング第3位。
2007年9月29日(土)読了。
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最後もナウシカちっくでした。。
うーん。。。
でもなんだかアニメ映画化されたらこんな感じだろうな、、っていう映像がイメージできる本だったなぁ。。。
アニメ映画化とかしたりしてね。そんな程度です。小説としてはレベル低いです。
話のオチにかなり無理があったのも残念。
上巻がよかっただけにガッカリしました。
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前編の続きが気になって、寝る前に読んでしまいました。こんなのは久しぶりです。/自分のやりたいことを押し通してきたエリン。国の歴史を知り、友達や師匠までも巻き込むことでそれが間違いだったかもしれないことに悩む。ラストは尻切れトンボな気がしないでもないがあれ以外にはないとも思える。
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2009.09.03.
2007.06.13. 怒濤の勢いで読み終わってしまった。もったいない、ずっとずっと読んでいたかった。エリンは、なぜこんなにも強くなれるんだろう。ジョウンの優しさを残しながらも、やっぱり闘蛇に食べ殺された母の血が続いているからだろうか。脈々と続いていくはずの国・政を彼女の勇気で変えてしまったことは、本当に嘆息するばかりだよ。ラスト、圧巻!息を飲みましたな。続編とか、出ないかなぁ・・・。
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エリンの養父となっていたジョウンは息子の元へ行くことになり、エリンは傷ついた王獣の施設と隣接する学校へジョウンの昔なじみを頼っていくことに。そこで傷ついた子供の王獣リランと出会う。王獣規範を知らないエリンは野にいる王獣と同じようにリランに接しそして王獣の秘密、一族の秘密、国の秘密に触れリランとともに政治に巻き込まれることになる。
「でも、わたくしは、リランを、闘蛇を殺す道具にはしたくないのです。」
ううう、面白かったです!!
動物好き(特に鳥)には最後胸が痛くて痛くて・・。
この終わり方ってことは続きがあるのでしょうか。
いやあ、「ナウシカ」とか「もののけ」系の好きな人にはたまらんですね。王の盾となる寡黙な戦士イアル、獣と意思疎通する少女エリン、王となるべき清らかな血を守る運命を背負った王女セィミヤ、親しげな老女王ハルミヤ、空を飛ぶ王獣・・いやはやジブリキャラの絵コンテが浮かびそうです。
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終わり方には賛否両論あるでしょうか…。
想像力に乏しい私は「もうちょっと決着つけてよ!」とか思いましたけど、あれで良いのかな…?
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野生の王獣のように育てられたリランは、王獣保護場の他の王獣とは違い、空を飛び、繁殖能力を持っていた。その謎を解こうと奮起するエリンの元へ、母・ソヨンの一族・霧の民が現れる。驚愕の警告を受けるものの、エリンはリランたちを見守り続け、深い絆を作っていく。
しかし、リランの子が生まれたことが新王の耳に入り、異例の行幸が行われることに。そこで起きた凄惨な事件のせいで、今まで隠していたエリンが王獣を操れるということが露見してしまう。
新王と大公の国をめぐる争いに巻き込まれていくエリン。果たしてリョザ神王国の崩壊を食い止められるのか。
エリンはイアルと幸せになっているといいな。
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久々に貪り読んだけど...上巻の面白さが、下巻になって目減りした感じは否めない。なんでだろう...エンタテイメント的には、もちょっと手前でカタルシスを感じさせるべきだったのではないかしらん?なんて思っちゃったりした。
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王獣と竪琴で会話ができるようになる
突然の飛翔。背に鞍を乗せて練習
野生の王獣を救出。王獣同士が交尾
子供が生まれる。笛を使用すると
発情しなくなるのだ。
真王が見に来る。王の警備にあたるのを
拒否。理由を説明し納得。王が川を下って帰還途中、闘蛇に襲われる。王獣に乗って応戦。激しい殺戮。辺りは
血の海。王は倒れる。無事帰還するが
すぐ死去。新しい王。闘蛇は大公の
仕業ではない。大公の長男が王に求婚
さもなくば、闘蛇での襲撃。青旗を出すが引っ込められる。大公側も裏切り
長男を救出すべく、王獣に乗る。自分
は残り母と同じく闘蛇に喰われると
思った瞬間、王獣が助けにきた。
昔、王獣と闘蛇を戦争に利用した。
国がなくなてしまった。アーリョの民
は王獣を仕付ける方法を隠した。