これからどうなる？４７都道府県の経済天気図 みんなのレビュー

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投稿者：彦一　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

会社の年度計画を作成しているのですが、部長から営業の見直しが課題と言われて途方に暮れてました。ちょうど本屋に行ったら、この本が山積みになっていたので、斜め読みしたら、部長の言っていた課題に使えそうなので、これをネタ本にして、部長に報告したら初めて誉められてしまいました。ビックリです。
ちょっと経済学の用語もあって少し難しいかなぁと思ったのですが、意外とスッと読めますよ。
内容は、日本の地域経済を都道府県ごとに過去−現在を分析していて、そのうえで未来という感じで予測しています。将来、日本の経済地図は、巨大な首都ブロックが誕生して、それを支えるように中部ブロックが現れるそうです。中部は「晴れ」マークでした。近畿は衰退に歯止めがかからないそうです。
さらに、３０万人以上の都市は人口が増え、発展するそうです。だから都市に再集中した方が良いと提言されています。
妙に気になったのか「業態間格差よりエリア格差が拡大」という文章でした。これをうまく、加工して、これから再びエリアマーケティングですよ、首都圏と中部に営業を集中すべきです、なんてデータも豊富にあるので、データを見せながら部長に報告したら、妙に共感してもらいました。
年計で悩まれている人、ネタ本としてお奨めです。

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投稿者：刈穂　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

地域別所得格差について調べていたので購入してみました。
シンプルなデータがたくさん掲載されていて、図表も多く、使える感じがしました。
デ」ータが都道府県別に構成されており、ひとつのパートごとの文章量もほどよく、完結にポイントがおさえてあるので読みやすかったです。
ベーシックに地域別の基礎情報をおさえることができるので便利な本だと思います。
格差社会という時代のキーワードを捉える上で、地域格差の問題は予想以上にインパクトがありました。また、たまたま出身県の土地柄気質について書いてあるのが予想以上に納得で読み物としても個人的には面白かったです。