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過去読んだ小説how to本の中ではピカイチです。著者は作家ではなく編集者ですが、寧ろ作家の立場から見れば一番のアドバイザーは編集者なのですから、ある意味最も実用的であることは当然のことかもしれません。
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呑む気オヤジの読書感想文・子の4
う〜ん、本の中の課題をまじめにやって訓練すれば、ある程度書けるかな?
まあそんなに甘くはないでしょう・・・。
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小説を書く人間としての、物の考え方が分かりやすく書かれている。
小説を書きたい人も、読むことが好きな人にも、面白い一冊
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2015年5月29日再読。平凡な事物を観察して記述する訓練、他人になりすましその感覚を想像して書く訓練、はじめてみる。アイデアやストーリーは面白いが文章が読むに堪えない小説と、ストーリーは平凡だが描写がみずみずしく引き込まれる小説。どちらが面白いかは明らかだ、ストーリーやテーマ性は後からついてくるものなのかもしれない。
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2010年1月9日読了。文芸評論家の著者が説く小説を書くための1日1個、2週間のトレーニング集と小説家の実態、今更聞けない30の質問など。「小説を書くのは誰にでもできることだが、誰にでもできることというのはかえって誰でもはできないことだ」と、いうことか?小説を楽しんで読む力、日常の些細なことを観察して感動する力、そしてそれを平易な文章で描写する力・・・これがあれば、異常な出来事や壮大な物語を描かなくても充分に面白い小説を作ることができる、ということなのだが。小説を読むことは小説を書くために必須、ではないが重要な要素であることは間違いないが。書くためにはまずは実践あるのみか?
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[ 内容 ]
小説は誰にでも書ける!
天才である必要はない。
誰にでも「才能」は眠っている。
それをどうやって引き出すか。
それには、独自の経験や感性を引き出す具体的な方法が必要だ。
小説の楽しみと深さを知り尽くした文芸評論家が、誰もが「才能」を引き出せるように14の画期的で実践的なプログラムを考案。
2週間、1日ひとつずつ実行していったら、文章力、想像力、構想力が格段にアップし、確実に小説を書くことができるようになる。
[ 目次 ]
第1章 小説の入口(リレー小説 断片から書く 最初の記憶を書く BGM物語 人称を変える)
第2章 小説の中身(一瞬を書く 人物スケッチ コップを眺める なりすまし文体)
第3章 小説の出発(指先の物語 夢を書く 職場を書く 三題噺 何事も起こらない普通の日)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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小説、ちょっと書いてみようと思いまして読んでみました。
「文章にこだわりながら小説を書く、それが作家というものなのである」というのは、当たり前のようですが勉強になりました。
がんばっていろいろ書いてみます。
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※注:著者本人も言ってるけど、「2週間で小説を書きあげられる」本ではなく、「2週間で小説が書けるノウハウを身に着けられる」本。
実践的で解りやすい!
書いてみるか♪
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大切なことは「書き続けること」ということがわかる本です。
「こうでなくてはならない」という文学感を押し付ける本ではなく、具体的に何をするといいのか、何が必要なのかがわかり、読んでいて勉強になります。
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新書は個人的には小説よりも好きなものと嫌いなもののギャップが大きいんですが、この本は内容もだし、著者の方の考え方がわりと好きだったので読んでておもしろかった。こうこうこうすれば計算上2週間でも書けるんですよっていう理論だけじゃなくて、2週間で特訓をしてみようっていうスタンスがいいです。課題も毎日ではないけど取り掛かってみてます。この本を読めばオッケーという指導書が欲しいわけではなく、書く力をつけるために何か取り組んでみたいなって思う方、におすすめしたい。
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小説の構成よりは表現に重きを置いた本。色々な本からの引用による文体や表現の違いが非常に面白いです。構成編を出してほしいな!
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完全に消化したわけではないですが、小説の書き方が何となく分かった気がした。描写が大切で、あらゆるものを言葉で表すように心がけると日常も思いのほか楽しくなるなと思った。
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「才能」とは書き続けることである。一度や二度書いてみることは誰にでもできる。
電車で見た人を観察し、人物スケッチ描写の練習をしてみる。職場を描いてみる。。。たいへんそう。まずはそういうのが好きかどうか、やね。
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分かりやすく、押し付けがましくない。
実際、著者のゼミで講義を受けているような気分になりながら充実した時間を過ごせた。
書き続ける事、ブレない小説観を持つ事等、小説を書く上で重要なエッセンスが書いてあった。
個人的には『自分のあるべき小説観が定まっていない人は目先の利潤追求に陥りやすい』という所から、書きたい、自分の書いたものを人に読んで貰いたいという当初の純粋な欲求を忘れがちになるんだという事を感じた。
小説を書く以上、対象となる読者がいて勿論、書き手はある程度対象を意識せざるをえないけれど、完全にのまれてしまっては本末転倒なのだとか、自分がその時はイケてる!と思って使った言い回しや文句なんかが客観的にみるとクサすぎたり、恥ずかしくなったりするだとか、この本は自主的に考えさせるヒントを与えたり、幅を広げてくれる素敵な本だ。
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文芸評論家:清水良典氏の文章術実践的プログラム。
創作メモ(1)ネタ帖(2)忘備録 は参考にしたい。
<それをやったら必ず魅力がランクダウンするストーリーの典型>は耳が痛い。
<描写とは小説と読者をつなぐ魔法の通路>は納得。
いろいろと私なりにメモった部分もあり、今後の創作に生かせればと思う。
兎に角、一つの作品を完成(書き終る)ことが大事だと言うことです。
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「五感」による追体験によって、私たちは虚構であるはずの小説の世界の中に参加できるのである。しかし五感はよほど気をつけていないと、文章からこぼれ落ちていく
小説はふだん書くのと同じ文章で書かれているのだが、架空の「目」から書くという、ふだんの言葉の使い方とはまったく異なる奇妙な語り方をしているわけである。その「目」の設定をとりあえず決めないことには、一行も書き出せないものだ
個性を強調するのに効果を発揮するのがデフォルメ
①身体的な特徴を誇張する
②性質を誇張する
③特技で誇張する
④履歴で誇張する