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粋な仕草とは!
江戸時代つまり昔は当たり前だった
他人と接するときのマナーというものが
今はどのようになってしまっていて
何を憂うべきなのか
マンガでわかりやすく楽しく解説!
これは実践してみよう!身につけよう!と
いうものがいっぱいあるので
現代マナーと同時に吸収していきたいです
逆に今のほうが良くなってることもあるらしい
ほんのちょっとだけどね
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「江戸しぐさ」という言葉に馴染みがなく、江戸っ子特有のジェスチャーのことかと思って読み始めましたが、全く違いました。
江戸っ子の常識、心意気について紹介されています。
イラストにしなくても、わかりやすい文章となっていますが、それだけ年齢の低い読者にも対応できるのでしょう。
江戸っ子はべらんめえで言葉は乱暴なものの、いなせできっぷがいい、というイメージがありますが、それだけではなく、当時の人々は人間関係を大切にして、細かな配慮を怠らなかったことがわかりました。
たとえば「三脱の教え」とは初対面の人に年、職業、肩書きを聞かないことで、先入観で色眼鏡で見ないため。
現代の人がこだわることばかりで、そういった情報に左右される人は、井の中の蛙(井中っぺい)とされたとか。
また、外国文化の影響か、事件が起こってもなかなか自分から謝らない人が増えましたが、当時は自分が清く澄んだ心になれなかったことをわびる時に「澄みません」と言ったそうです。
自分を省みて裁くのは、まず自分なのです。
成熟された大人の社会だったんですね。
江戸時代は恋愛結婚が見合いよりも多かったというのも意外でした。
男尊女卑は今より強かったものの、江戸時代の女性はおおむね生き生きと過ごせていたようです。
働くとは、はた(周りを)らく(にする)、つまり世のため人のためという意識のもとで行われるべきことであり、現代のボランティアとは全く意味合いが違っていたようでした。
どれも、現代の私達が見習うべき、美しいいたわり合いの心による心構えばかりです。
江戸の「いき」は京都の「スイ(粋)」とは違い、生きる、息をする、生き生きしているという意味だそうで、なるほどと納得しました。
時々はこの「江戸しぐさ」に立ち戻って、人間関係について見直してみると、長屋暮らしだった当時の人々が大切にしていた、人との交流の温かさを取り戻せそうな気がします。
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江戸しぐさについて、マンガで判りやすく説明されている。
今の時代には、江戸時代のような思いやりがない、などという指摘もある。
昨今のTwitterによるふざけた投稿事件など、彼らは、何が「かっこ悪いこと」なのか判っていないのだと思う。
江戸しぐさというのは、いかに「粋で」「かっこよく」生きるか?という思想によって自然と成り立っていたものだ。
江戸しぐさの説明よりも、何が「かっこ悪い」ことなのかを教える必要がありそうだ。
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江戸しぐさをわかりやすく漫画で解説。
江戸しぐさは、現代人が忘れた他人を思いやる、自然を大事にするという精神のかたまりです。
日本人のルーツ。もう一度学び直したい精神だと思います。