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私の美術に対する目線をものすごくあからさまにポップに表現すると、この本みたいになるのを否定できない。
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「いい絵」が放つオーラのおかげで、みんないつもより少しだけ「いい人」度が上がる結果、「いい美術館」には気持ちのいい空気が満ちている……だから美術館にいると幸せな気持ちになる
特に「今回はこのイケメンが見たい」などとすでに狙いがあるときは、その絵にたどり着く前にあまりに律儀に他の絵を見すぎて「目が満腹」になってしまわないよう注意してください。せっかくの美味を楽しめる余地、空腹感を自分の中に残しておくことが肝心です。
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五百年前の西洋絵画の中での「イケメン」に関して、ものすごいパワーで語られた一冊。自分の基準で、楽しみながら絵画鑑賞をする。名画だろうが自分がピンとこなければ、無理して好きにならなくていい。気軽に絵画を、美術を楽しませてくれる、さくっと読めちゃう内容でした。美術館に行きたくなります。
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作者と共にイタリア、フランスの絵画を巡り、
オススメのイケメンたちとご対面。
実際に作者が現地を訪れながら書いているので、
美術書というよりも、旅のエッセイという感じ。
それでいて、ジャニーズ好きの近所のおばちゃんと
熱く盛り上がるときと同じような気分にもなり……。
(やはりイケメンは、時代を問わず、万国共通で無敵)
もちろんそれぞれ絵画の写真も載っていますが、
すべてモノクロですし、一部(というか結構)載ってない作品もあるので、インターネットで逐次調べながら読むのがおススメです。もちろん、どんな絵か想像しながら読んで、あとで見てみるのもいいですね。
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あっ、このひとステキ。好みの顔でグッときたかも。このイケメン、どこの誰?というところから、絵画に興味を持つのもあり。好ましく美しくカッコいい彼について知りたくなる。それがファンの自然な気持ちです。私好みの「イケメン」ばかりを集めた美術館構想。
話を読むだけで、話題になっている絵が思い浮かぶほど、絵画への造詣が深かったら、もっと共感して読めただろうに、力及ばずでした。