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八丁堀にあるリサーチ会社に勤める、内田偲が主人公。人気ファッションブランドの広告戦略に疑問を持った偲が徐々に、大衆心理操作に絡む陰謀に足を踏み入れていく。相変わらず動機自体は個人的なものなので、国家がどうのという大規模な話しじゃないのが残念ですが、鉱物シリーズの極東ジャーナル組が出ているのでそちらのファンには見逃せない一冊ではないかと。
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八丁堀を見る目が変わった(笑)
結構長い話のはずなのに一気に読んでしまう。極東ジャーナルが出てきたのでニヤリとしました。
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すっごく面白かった!!!
たしかちらっとスリー・アゲーツで出てきた計数屋の話です。
内田さんと偲ちゃんの話。
社会心理学的な要素がかなりあって、
その面からもかなり楽しめました。
五條作品にしては珍しく薄い印象です。
久しぶりのタカシ登場に胸がドキドキです。
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リサーチ会社に勤める内田偲は、殺人事件をきっかけに、何もかもが疑問なファッションブランドについて調べ始める。
次の展開が見えなくてなかなか面白かった。
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計数屋・内田調査のお話。カロチンが不足していないという言い訳でにんじんを頑なに食べない偲ちゃんがかわいらしい。
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大衆心理操作について、ブランド服や広告による影響が大変興味深かったです。エスカレーターの速度とか、普段気にはしていないけれど、実は影響されているのかな…とか(笑) しばらく後半に盛り上がりの薄い五條作品でしたが、これは面白かったです。些細なきっかけで崩壊していく群集心理は、わりと身近にありそうで怖い(苦笑)
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途中でオチは読めたんだけど、展開を楽しみつつ読めるのが良いです。面白かった!ある意味、性悪説VS性善説か。偲ちゃん好きです。続き書いてほしい。
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この本が2007年の転機になった。
勉強の幅も研究の対象も広がった。
「大衆の操作」は、ある意味行き詰っていた事に答えをくれたようにも思う。
話のあちこちで登場するアナリストがステキ!例え登場しなくてもエディの影響力の強さが...
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マス・コントロールという題材は面白いし、
鉱石シリーズの葉山が出てきたりで
決してつまらなくはないけれど
どこか新鮮さが足りないというか……
結局、曖昧な終わり方だったし。続くのか、これ?
高さんや太郎の扱いも微妙だなァ。
でもカリスマを持った人を書かせたらやっぱ五條瑛です。
そこは巧い。
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ペンギンの行動原理を読んでちょっとビックリでした。
確かに人間の行動原理にも当て嵌まるんですね。
ここで書かれているような悪意の操作...とまでは
いかないけれど、現実にこのクニは近い状況に
なっていますよね。
誰かが赤く染まれば、序々にその周囲も赤く染まり、
その範囲は広くなり、速度を増していく。思考停止の奴隷。
もう止まらない。そして加速していく。
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最後まで読めませんでした。人が全然生きてない。シーンも浮かばない。でもこういうのがないと、良いものに出会ったことに気づかないから必要なんでしょう。スリー・アゲーツ読まないと駄目でしょうか。もういいかな。
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内田偲・・・踊らされるところが何となくプラチナビーズの葉山に似てるかも。
葉山も野口女史もちらっとエディも出てきて、懐かしい顔ぶれなのは嬉しい!
でも、葉山より偲の方が周りから才能を認められてるよなぁ。葉山も優秀だけどね!!プラチナシリーズが読みたくなる。
いつもより難しい感じなのは偲の仕事のせいかな?選挙調査とかするし。
でもいつもの五條さん作品よりは好みではないかな・・・。
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内容(「BOOK」データベースより)
昔ながらの雰囲気が残る下町・八丁堀にある弱小リサーチ会社に勤務する内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。しかし八丁堀にはなぜか少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増していく。ほんの好奇心から原因を探る偲。そしてついに知り合いの女子大生が失踪し死体で発見されてしまう…。ナチス・ドイツに連なる大衆心理操作の恐怖、そして人間の“愚かしさと愛しさ”を精緻な筆致で描く鮮烈エンターテインメント。
(借)
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あれ?これで終わり?後半近くまではおもしろかったのに。余韻を想像させるでのはなくもっとカオスな終わり方がよいのではないかと。ストーリーの展開が途中で急に止まる感じ。どんでん返しがないというか、社長の方の内田氏の背景がとんでもないとか想像してたんだけど。
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計算屋・内田偲と、世に出るのが早すぎた天才集団の一人・渡辺エスターとのコンゲーム。
色彩が持つ効果や、水晶の雨についてなど、ちりばめられたヒントはちょっと解りやす過ぎたかなぁ?
個人的に太郎くんが好みだったので、異母兄が悪意を持って日比谷バベルに誘ったんじゃないといいな・・・と思いました。
極東ジャーナルの野口女史と葉山(鉱物シリーズ)が、チョイ出するのがうれしかったです♪