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僕はこういう漫画を読んでます。時をかける少女は細田版がいいに決まってる!小林尽は許さん。え?違うの?スクランちゃんと描け!え?終わったの?アニメ化するそうです。
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戦争で死んで以来、毎年夏の間だけ存在出来る幽霊の少女・嵐山小夜子に取り憑かれた、現代の少年・八坂一の話。ただのラブコメと思いきや、「今年の夏は特別」というように幽霊の少女は一人また一人と集まり、物語は過去と現代を行き来しながら嵐のごとく進んでいきます。
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昭和初期の風俗なんかが好きなので、そこら辺で非常に腑に落ちない部分はありますが、あらしとカヤがすっごく良いので許してしまいます。
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夏休みに、祖父の家にお世話になることになった中学生の主人公。
そこで何気なく入った喫茶店「方舟」でバイトをしている「あらし」にひとめぼれしてしまいます。
しかし、この「あらし」というのは、実は第2次世界大戦の大空襲で死んでしまい、60年間もの間、夏を過ごしてきた幽霊でした。
しかも、主人公と手をつなぐことで過去へと飛ぶことができる。
他にも、あらしと同じ境遇の幽霊やワケありの少年、謎のグラサン探偵やらが喫茶「方舟」に集まって、忘れられない中1の夏が始まります。
過去に飛んで人助けをすることは果たして正義なのか、タイムパラドックスの問題、幽霊たちに今尚残る戦争の傷跡といった、重たい話も混ざってくるのですが、悲劇的になりすぎずに描いていて、じんわりきます。
そんな悲惨な体験をしてきた「あらし」たちの明るさが突き刺さります。
戦争を扱った作品は多々ありますが、こういう取り入れ方・描き方をしているのは希なのではないでしょうか?
途中話が難しくて何度も読み返さないと理解できないところもありますが、是非最後まで読んでほしい作品です。
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全巻読了。
序盤はコメディチックに展開されるが、後半からは戦争を主題に物語が展開される。
筆者も言及しているが、空襲の恐怖や戦時下の生活の不条理は言いようのないような経験である。僕は先人たちの痛みを分かることはできないし、追体験したいとも思わない。
だが、このような作品を通して知ることは出来る。分かろうとすることはできる。
夏がくれば、また、僕はこの作品を読みたいと思う。
戦争とは何だったのか考えたいと思う。
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8巻まで読み終わってからのレビュー。
物語が進むにつれて手が震えるような、時間とかが気にならなくなるような感じ。
漫画書くのってとてつもない勉強いるんだなあ(´ ` )
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「スクールランブル」の小林尽先生の次作。タイムスリップもの。アニメも面白い(OP最高!)
個人的に小林先生のラブコメ、青春偶像劇が凄く好きなのです。ラブとコメディの配分が丁度よく、ストーリー構成は良くできてて、伏線回収もぬかりなし。だけどヒロインたちが何をするかわからない。そんなドキドキを味わえるのが小林尽先生の作品の良さだと思います。「ヒロインの気持ちが読めない」これすなわち「良いラブコメ」の定義だ!
戦時中にタイムスリップした時のシーン描写は心にキます。
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なんとなく絵柄のイメージで敬遠してたけど、まさか戦時中とのタイムスリップものだったとは。
予想外だった。
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シャフトによるアニメ化によって、喫茶方舟を舞台にした
タイムパラドックス+お色気ラブコメと思われがちですが・・・
確かに漫画版の序盤はそんな感じでしたが、実際は硬派な戦争追体験漫画。
60年前に戦死してしまった
嵐山小夜子、カヤ・バーグマン、伏見やよゐ、山崎加奈子の4人が
毎年夏だけを生きる幽霊となりながらも
過去と現在を行き来できる能力を駆使しつつ
過去に起こった悲劇を最小限にくいとめようとする物語。
適度に織り込まれたSF要素や重たくないキャラクター造形が
戦争の空しさ、悲惨さ、無意味さを多少なりとも和らげてくれるので読みやすく
戦争物が苦手な人にもおすすめ・・・ですが
空襲等の描写自体はリアルなのでお気をつけて。
当然ながら読み手は戦争を体験できないので
読者心理を少しでもノンフィクションに近づける手法(?)として
主人公の他に「潤」という現代に生きるキャラクターも戦争を体験するのですが、
少しでも歴史を変えようと決意を秘め過去にタイムスリップするも
迫り来る炎や爆発を経験し怯え、現代に戻り心を閉ざしてしまう描写がなんともリアル。
誰だって戦争を目の当たりにしたらああなると思いますもの。
嫌ですよ、出来れば経験したくないですよ・・・
そこから潤がどう立ち直るのか?も見所ですね。