- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
指揮棒は魔法の杖? マエストロが語る「指揮棒」考 みんなのレビュー
- エックハルト・レルケ (編), 野口 剛夫 (訳)
- 税込価格:2,420円(22pt)
- 出版社:音楽之友社
- 発行年月:2007.2
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
7 件中 1 件~ 7 件を表示 |
紙の本
指揮棒を指などに誤って刺してしまった指揮者って結構多いんですね、アブナイアブナイ。
2016/05/31 23:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばってん - この投稿者のレビュー一覧を見る
指揮者関連の本はやはり音楽を中心に語られるのが殆ど、ってかそれが普通ですが、この本は指揮棒の長さや材質、指揮棒無しで指揮する事の良い点や悪い点、思い入れたっぷりに自分の指揮棒との出会いについて、ハイティンク、アシュケナージ、レヴァイン、ブーレーズ、エッシャンバッハ、Sirコリン・デイヴィス、ハーディング、マズア、アルブレヒト等世界で活躍する39人の指揮者がひたすら指揮棒を中心について語っている一冊です。
ニューヨークのメトロポリタン・オペラのティンパニー奏者リチャード・ホロヴィッツさんやロイヤルコンセルトヘボウの事務局のヘンク・ウンメルスさんが作る指揮棒が一番よく出来ている!!!と語る指揮者が実に多いのにはビックリ。
指揮棒を指などに誤って刺してしまった指揮者って結構多いんですね、アブナイアブナイ。その事があってか『それにしてもなんとも気の毒なジャン=バティスト・リュリ』と何人もの指揮者が呟いているのが興味深い。
紙の本
やっぱり魔法の杖
2007/02/01 22:39
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クナの高み - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待に満ちた静寂のなかで、スッと宙に白くひらめき、その場の意識がその一点に集中される…。クラシック・コンサートの開始を告げるあの緊張のひと時、会場の注目を一身に集めるのはもちろん指揮者。ですが、もっと厳密に言えば、彼が手にしている指揮棒でしょう。
しかし注目の的になるのはほんの一瞬で、普段は一般の人にはほぼ無縁。そもそも素人目にはどの指揮者のも同じ白い棒だし、たまに持ってない人もいることからすると、その必要性のほどにも疑問がある。でも、そういえば…と思い返してみると、感動した演奏会には指揮棒の美しい動きのイメージが付き物だったりする。どうにもよくわからない…。
そんな指揮棒の奥深さに迫るのがこの本。国際的に活躍する指揮者39人に対する、「指揮棒」をテーマにしたインタビュー集です。素材や重さなどのこだわりを語る人。自分の思い出の一本にまつわる逸話を披露する人。その必要性を熱く弁じる人もいれば、「手」が一番という人もいる…。巨匠から若手まで、それぞれに個性的な「指揮棒感」だけでも読みごたえ十分ですが、そこから「指揮者とは」「音楽とは」という大きな問いへと道が開けていくところが、さらに魅力的な1冊です。
さあ、お気に入りの指揮者の「指揮棒感」をチェックしたら、実際の動きを確かめに、コンサート会場に出かけてみませんか?
7 件中 1 件~ 7 件を表示 |