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20006年10月19日読了。家にあって、最近讃岐の満濃池に行って、空海とはどんな人物だったのかと疑問に思って読んでみた。内容は著書の妄想した空海像と言った感じ。空海の謎が多い経歴と天才的な能力を密教的な存在として、その生き方を執筆当時の1983年の閉塞した時代に投げかけていた。その書き方は砕けた文章で明るくどこかあっけらかんとした感じだった。しかし、文庫化した1998年にあてた後書きは、より閉塞しきってしまった時代にどこか寂しさと消沈した気持ちを滲ませていた。空海に関する著作は司馬遼太郎などをはじめ沢山出ているので、もう少し読んでみたい。
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200706 これも先輩から拝借。もともと歴史モノも好きだし、哲学めいたモノも抵抗ないのでさっくり読めました。今まで空海なる人物とは接点がありませんでしたが、かなり興味が湧きました。司馬遼太郎氏も空海の本を書いているのでいずれ読みます。空海の生き方。とにかく飛び込んで体験=密教(=仏の真似)という考え方は新鮮でした。
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空海、仏教、密教について興味があり、触りを知るのには良かったと思う。素人の私でも飽きずに最後まで読むことが出来ました。