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電子書籍
昭和10年代に対する糾弾
2013/10/25 11:59
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marukina - この投稿者のレビュー一覧を見る
「常識的に日本近代史をふり返ったときに、なぜ日本はこのような愚かともいうべき行動に走ったのか、という視点でみなければ解明できない史実が多いのだ。」(あとがきより)
本書のコンセプトはこの一文に尽きる。
ただ、その糾弾があまりに色濃く出過ぎているようにも思え、主観的意見が多く、バランスを欠いた箇所が多いようにも思う。
・二・ニ六事件の歴史的重要性が改めてよくわかった。
・「農本主義者の敗北」は、新鮮な視点。彼らが、「農業そのものが日本社会の中軸に据えられている」という共通認識をもっていた、という指摘も気づかされることがあった。
考えてみれば、「武士」や「サムライ」を強調してみても、日本人のほとんどのルーツは「農民」。そこを再認識した方が、日本人の特性や利点を活かせるのではないだろうか。
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