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●積分思考と微分思考
全体から構成要件に細分化
わかるとは、要素の摘出、構造化、シドウを通じて初めてわかる
具象→抽象→具象
知らなくても、一からから自分なりにカレーを作れる人はシブトイ。
作るには、必ず数字が絡む。
質と量
ゼロの個数を丸覚え
原ヤスザブロウの話。
自分が動いてその場で作る
例 階段を何段上ったか
アテガイ扶持では駄目
地下鉄の深さは
数の認識回路をもつ
例 風呂の温度
パッシブではなくアクティブに
回路は自分でつくる
どんぶり・ざっくり・ドンがら
1メートル立方1トン
10センチ立方1キロ
1センチ立方1グラム
ドン柄率 1・5 1・10 1・30
鉄の比重 7.85
安山岩 2.3
玄武岩 2.7
立体にする
PPM 半導体(りん)
物事の裏には必ず数がある。
一人あたり
1000?=300坪
1反歩=300坪
1反歩=4石
一年一人一石
デンプン1グラム4キロ
たんぱく質1グラム4キロ
脂肪1グラム9キロ
2000キロカロリー
1俵=60キロ
一人一年分2俵半
1升=1.8ℓ=1.5キロ
外挿はやめる
そろばん
1オクターブ=12段
6パーセント
和音とピタゴラス
複利計算と音楽
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鉄の比重とガランドウの割合から、おおざっぱに車の重さを算出すると、いい数字になる。
こういうことが出来る人が、数につよい、っていうんだろうな。
自分の評価は2割増、というくだりでは、「そのとおり!」と思いました。
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意外と自分が実践(自然に行って言うこと)がふつうに出てきていたのでびっくり。これ自体を見て計算が速くなる事はありませんが、数の概念を頭の中で展開するための手助けになります。
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数量化して考えよう〜?種類?数?単位を常に考えよう。倍・半分は気にしないが,十倍となると放っておかない。何でも数量化して考えよう。一人あたりで考えよう〜読みやすく,解りやすい。岩波新書も柔らかくなったなあ。蛇足でアクセントを付けているので読みやすいのだ。自己評価は二割増というのも言い得て妙だ
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理系のくせに、買い物のときにおつりの値段がとっさに出てこない自分。。これを機に、"数(かず)"というものをちょっと考え直そうかなと思いました。
何事もまずは直感的に理解することは重要。
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物事を数量的に捉え、必要とする数を自分で作る作業について書かれた本。自分で作り出すこと=分かることに繋がるので、日々体感基準から捻り出すのが良いという件は面白かった。後半は、6%の原理、2割増しの法則、78:22等、7%10年で2倍等、頭に放り込んでおくと良いマメ知識が載ってます。
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電車で読んでてへぇーを連発した。
1 数に強くなる
2 数の感覚を磨く
3 数の声を聞く
4 数を使う
p.52 素数は気色が悪い
これは、笑えない。この症状が極端になって匂いとか色を感じるようになるのが、共感覚者だからだ。だが、たしかに素数って気持ち悪い。その理由は素数は割りにくいからだそうだ。
また数の感覚について水百姓の例を挙げていて、高校の頃の日本史の先生を思い出した。(自称)数学が不得意なその先生は、農業の話とかで結構具体的な数字を挙げていた。なるほど、やっぱり好きな分野の数なら覚えられるということらしい。
小ネタにひとつ読んでみるのも面白いが、コレを読んでも直接的に数には強くなりません。
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大ベストセラー「直観でわかる数学」は革命的であったがヨコ書きであった。
理工系研究者のヨコ書的考え方、書き方と「ヨコ書きの本は取っつきにくい」と思っている世の中の多くの人。理工系の世界から現実の世の中に近づこうとして思案した本でありながら「ヨコ書き」の殻を破れなかった。
そして、ここに登場した岩波新書、タテ書きへの著者のこだわりが嬉しい。
少し脱線したような著書の趣味、コーラスの数学的理解が妙に面白かった。
コーラスの先生には理屈っぽいと敬遠されていますね。
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08/04/10 数が嫌いな人にもおすすめ。おもしろかった。でも数に強くなれるかは読者次第。私は無理そう。
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図がそれに言及してるページ、もしくは見開き内にあるといいのに。
そこがちょっと見にくい。
その図自体あまり分かりやすくないけど。
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算数や数学と聞くと拒否反応が出てしまう人向けの本。
普段の生活の中にある数字を意識することで、
数の持つイメージをつかむ方法とかが載ってます。
例えば、階段1段の高さと段数から建物のだいたいの高さを求めたり、
車のナンバーを足したり引いたりして10にしたりとか、
身近なところから数に慣れる方法と、慣れることの大切さが書かれています。
個人的には、数学は嫌いでないのでざっと読んだだけですが、
数学はちょっと…という人は一度読んでみることをお勧めします。
著者の畑村氏は「失敗学のすすめ」や「直感でわかる数学」などの
ベストセラーを生んだ方ですので、そちらもあわせて読んでみるといいかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50775030.html
目次
はじめに――数(かず)とはどんなものか
1 数に強くなる
前口上/数がイヤな理由/数はくたびれる/数に強い人とは/数に強い人の頭の中/頭の中で全体を作る/全体の中でとらえる/なんでも数にする
2 数の感覚をみがく
気色が良い数・気色が悪い数/ゼロの個数を丸覚えする/その場で数を作る/体感基準をインプットする/数の認識回路を持つ/ザックリのすすめ/ドンブリのすすめ/ドンガラのすすめ/数を立体的に表わす
3 数の声を聞く
ぜんぶ「1人当たり」にする/水呑百姓はどれほど苦しいか/「変わる」を基軸にする/ソロバン頭を育てる/1000を聞いて1で知る/音と光と数の不思議
4 数を使う1日
1000歩1キロの法則/1駅2分の法則/自己評価は2割増しの法則/6%の原理と7‐10の法則/大入り満員7掛けの法則/ニッパチの法則/2‐6‐2の法則
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「数字なんて見るのもイヤッ!」…とはいっても、仕事でも何でも付いて回るのが、数字の厄介なところ。日頃そんな風に感じている人のための本。
※分かりやすい図説付き。「気色が良い数」とか「数の声を聞く」など、数を身近に感じられる表現がいっぱいで読みやすいです。
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モノを「数」で眺めるときの参考になります。
ただ、読んだだけでは「ふーん」という感じでしかないので、
「倍・半分」「ひと桁違い」などについて、
身近なことで実践してみるとよいと思いますよ。
しばらくカバンにつっこんでおいて、
いろいろなモノを見る「指標」を考えてみようと思っています
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普段から普通に考えてるようなことも書いてあったけど
物の大きさ、長さ、重さなど常に数を意識して考えていくうちに感覚が研ぎ澄まされていく。
厳密な数字にこだわって何も答えの見当もつけられないでいるよりは
桁違いまでは許容して数字に起こしていくというある程度の大雑把さが大事であるという話は印象に残った。
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私は理系なのですが、数字に弱いのが
結構困りものだったりします。
最近はざっくり計算というのが
少しだけ出来るようになって
良かったなとは思っています。
受験勉強を経験した人って正確な数字を出すことに
結構固執してしまう人が多いような気がします。
正確な数字も大切だけど、ざっくりな数字が分かることも大切だと思います。
この本では数に強い人とは
1.物事の全体像を頭の中に入れ、それとの絡みで数を考え覚えられる人
2.自分の知識や体感したこと、周りの事象をうまく組み合わせて数を作れる人
となっています。
私としては1.の方が大切かなと思います。
2.ってそこまで難しくないか、結構早い段階から
スキルとして持っていました。
全体像を見られる人ってすごく少ないんじゃないかなぁと
求職やディベートの審判をしていて思います。
でも、数字に強くなるためには2.も大切だとは思います。
実際に自分でやってみないと頭に入らないのは
勉強も数字も一緒ですからね。
例えば、車を見て、何メートル×何メートルで
密度はこれくらいだと仮定するとって
出して行くわけです。
数が苦手な文系の人、実は苦手な理系の人
安い本なので、一回読んで見ると普段バスに乗っていたり
歩いていたりしても、頭が働く癖ができるかもしれないですよ。
ちまたに出回るフェルミ推定の本を読む前に
読むべきだと思う一冊。