投稿元:
レビューを見る
「水商売(水や改質機にうさんくさい科学的らしい説明をつけて法外な値段で売ること)」を真っ向から否定する本。
私自身もこの本の作者と同様の意見なので、すんなりと読めます。
しかし、相手に対して科学的な説明をしていないといっているのに、科学的な根拠を明示、もしくは実験をしていないのは残念。
投稿元:
レビューを見る
「水は答えを知っている」という本の批判本。
怪しい水ビジネスに騙されるな!
波動水、磁化水、クラスター水、πウォーター、マイナスイオン水など様々な健康水があるが、これらは本当に健康によいのか?これらが科学的に何にも立証されていない事を解説する。
偽科学でビジネスをされるのは科学者としてあまり気持ちのよいことではないが、個人的にやはり批判本はあまり好きではない。批判だけだと何も生み出さない気がする。守る知識も必要だが、やはり攻める知識の方が知って楽しい。
投稿元:
レビューを見る
水のin&out【2.5リットル】
in
飲水1.2リットル
食事中1リットル
体内合成0.3リットル
out
尿1.5リットル
汗1.5リットル
糞便0.1リットル
呼気0.3リットル
腎臓通過量
180リットル/日
水分の減少による影響
-2%・・・食欲減退、不快、緊張感、渇き
-6%・・・頭痛、よろめき
-8%・・・言葉不明瞭、精神錯乱
-10%・・・意識喪失、筋肉痙攣
-20%・・・生命限界
投稿元:
レビューを見る
水についての、怪しげな定説を覆すべく、科学的根拠の元に、プラシーボ効果やπウォーター、パワーストーン、そして、私が以前読んで、ちょっとポエムな気分に浸っていた、某書籍についても、斬りまくっていた。
正直言って、ちょっとがっかりな点もあったが、やはり、騙されたくないという気持ちの方が強く、こういう本が出てきてよかったのではないかと思う。
でも、水の結晶についてだけは、言霊って本当にあるんだなぁと感心していただけに、このまま知らなくても良かったかも、、と思ったのも事実である。
投稿元:
レビューを見る
「水に“ありがとう”と言うと美しい結晶ができる」「波動水やマイナスイオンは健康に良い」「磁石で水は活性化する」…それってホント?
科学的根拠がないのに、いかにも科学的であるかのような顔をして世にまん延する“怪しい水ビジネス”を、
検定外教科書のベストセラーで知られる科学教育の第一人者が徹底検証します。
科学が苦手なあなたにも、「ニセ科学」にダマされないための視点や知恵がしっかり身につく一冊。
投稿元:
レビューを見る
一世を風靡した水の話。(水に「ありがとう」と書いた紙をみせると、きれいな結晶ができるナド)
この話はさも科学のように、週刊誌に載ったり、学校の道徳の授業でさえ取り上げる先生もいた。
でも実はそれは「怪しい水ビジネス」だった。
科学と科学ではないもの、科学のふりをするものとの見極め方を書いた本。
水はただの分子であって、言葉には反応しない。
医学などでは、二重盲検法という科学的な実験方法のルールに基づいてデータを取らないと、本物として扱ってもらえない。
この「水にありがとう」の実験は、実験とはいえないようなものだった。
擬似科学ビジネス全体への、いい批判本で、しかもタイトルがしゃれてるね。
投稿元:
レビューを見る
「ありがとう」と書いた紙を見せた水を凍らせるときれいな結晶ができ、「ばかやろう」ではきたない結晶になるというエセ科学に対して真っ向から反論した本。エセ科学に対して科学的に反論している。一見科学っぽく見せることによって一般の人を信じ込ませてしまうという例がたくさん挙げられており、興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
「パイウォーター」や「クラスターの小さな水」等怪しい水商売の説明から、いまや学校教育に取り入れられて問題となっている「水に言葉をかけると内容によって結晶の形が変化する」にまで切り込んでいます。
投稿元:
レビューを見る
水はなんでも知っているという本が如何に腐っていてインチキなのか分かります。
そのたマルチ商法の商材になっている浄水器関連のホニャララ水の悪事が暴かれます。
ぜひどうぞ。
投稿元:
レビューを見る
「水は答えを知っている」という、トンデモ エセ科学満載の本があります。
どうやってもウソと言う結論しかあり得ないのに、本を信じて 学校教育で紹介する人まで出てくる始末でした。指摘されれば反証しろと喰ってかかる始末。まず自分が実証して欲しい。 ちゃんと指摘する本が出てくるのが世間の良識だと思います。
投稿元:
レビューを見る
水に「ありがとう」と言うと綺麗な結晶が出来る。まぁ,そう信じるのは自由だが,それを学校の教材に使おうとなると話は別だ。学校教員の質ってそんなもんなんだろうか?まぁ,一握りの阿呆が印象を悪くしている感は否めないが。これでは,進化論に加えてID学説を教えろ主張する米国の状況を笑っていられない。
この本は基本的に”水商売”を題材に,疑似科学を取り扱っている。ちょっと主張にパンチは無いものの,無難にまとまっている。文章も平易であり中高生くらいならば読めるだろう。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
「水に“ありがとう”と言うと美しい結晶ができる」
「波動水やマイナスイオンは健康に良い」
「磁石で水は活性化する」
…それってホント?
科学的根拠がないのに、いかにも科学的であるかのような顔をして世にまん延する“怪しい水ビジネス”を、検定外教科書のベストセラーで知られる科学教育の第一人者が徹底検証します。
科学が苦手なあなたにも、「ニセ科学」にダマされないための視点や知恵がしっかり身につく一冊。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
なんでスピリチュアル系の人は、あんなに根拠のないことをあんなにすんなり信じられるんだろ~って、考えてて、そういうことを信じきれない私って、心がすさんでるのかな・・・って悩んだりしたけれど、別にみんながいいって言ってるからって、全部受け入れなくたって、いいんだ。
自分が信じたいことしか、人は信じない。
投稿元:
レビューを見る
今さら、水の波動だのなんだののニセ科学にだまされる人はいないだろうし、その意味では「今さら読んだ本」。
でもやはり、きちんとした科学の知識を持った人が、ニセ科学をぶった切るのは快感。
古今東西、あらゆるジャンルで「ニセもの」は無くならないだろうが、真贋を判断する指標があればだまされずにすむ。そういう意味で「よくやってくれた」という本。
だいたいムカついてたんだよ、『水からの伝言』とかのシリーズ。
「コーランを聞かせたら、ほらこんなに水の結晶がきれい」って、確かコーランの「アブー・ラハブの両手は滅びてしまえ!」という節じゃねえか。アラビア語がわからないから、コーランならなんでもいい言葉しか書いていないと思いこんだのだろう。結構激しい罵倒が書いてあるんだよ、コーランは。
水そのものについてもとても勉強になった。
投稿元:
レビューを見る
「水って情報が伝わるんだ。さすが波動。」と漠然と思っていましたが、何の根拠も無い単なる思い込み(しかも間違った)という事が、よく分かりました。人間て簡単にダマされるものなんですね。それだけ情報が多く、自分で判断できなくなっているのでしょうか?そのへんの見極めが難しいです。