- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
特許のとり方・使い方 図表とイラストでよく分かる みんなのレビュー
- 辻本 希世士 (著), 山口大学知的財産本部 (監修)
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:発明協会
- 発行年月:2007.3
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
使い勝手のいい本
2007/05/21 10:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちかげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通り「特許のとり方・使い方」について説明した本です(特許以外の知的財産についても簡単に説明してあります)。特許制度の必要性から特許出願手続の流れ、トラブル(権利侵害)に対する対処方法までが、原則として見開き1ページにつきひとつのテーマ(合計70のテーマ)として説明されています。
この本の特徴としては、「見開き1ページにつきひとつのテーマ」が記述されているため、説明が冗長にならずテンポ良く読み進めることができる点にあると思います。また文章での説明だけでなく、必要に応じて随所にチャート図やイラスト、実際の明細書等が掲載されているため、直感的にも理解し易い工夫がされています(欲を言えば、チャートやイラストがカラーであればもっと見やすいのかも分かりませんが、そうすると値段が上がってしまいますね)。
内容的には、これからはじめて知的財産・特許制度の勉強をしようと思っている人が最低限おさえておくべき事項を中心としつつ(この説明が全体の約9割)、最新の裁判例の動向などについても、この本の特徴である簡易な叙述を崩さない範囲で触れられてあります。
知的財産の重要性が増すなか、これから知的財産の勉強をはじめようと思っている人には使い勝手のいい本ではないかと思います。あと、このような使い方を勧めていいのかどうか分かりませんが、文章を読むのが苦手という人は(この本の文章は簡潔で読みやすいとは思いますが)、チャートやイラストを眺めているだけでもそれなりに知的財産制度の概略は掴めるのではないかと思います。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |