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石川啄木の現代語(誤?)訳。
啄木の亡くなった歳よりも年上になってしまった著者が愛称を込めて
くん付けで彼を「石川くん」と呼ぶ。
教科書の中に出てくる固いイメージとは180度見かたが変わってしまうかも?
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石川啄木のことを今度から石川くん!って呼びたくなる本。
ていうか石川啄木のだめさが自分の事のように思えるよ。
でも石川君には才能があるから許されるよね。
可愛い顔してるんだしね。
著者枡野浩一が石川君の歌を現代語訳した作品がとてもよい。
ひとつおすすめをのせておく。
目ざめても
ふとんの中でぐずぐずとしちゃう駄目さを
責めないでママ
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枡野浩一さんの本、3冊目。
石川君…そんな人だったんだね…。
衝撃です。これ授業とかでやればいいのに。
枡野さんの現代語訳も面白いし、朝倉世界一さんの絵もいい。
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めちゃくちゃ面白くて、あっと言う間に読んだ。
さすが枡野さん!と感服。
ネットで掲載されていたものの書籍化。
石川啄木への愛のあるいじりでとても楽しく読める。
枡野さんが石川啄木の短歌を現代風に書き直しているのも面白い。
色々と興味深い作品だった。
石川啄木がとても身近に感じられたし、もっと色んな作品を読んでみたいと思った。
是非石川啄木以外もやって欲しい!
そして岩手に行きたくなった。
しかし、いまいちこれはいい!という短歌は無かった。
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がんばっているんだけどな
いつまでもこんな調子だ
じっと手を見る
冗談でママをおんぶし
あまりにも軽くてショック
三歩でやめた
友達が俺よりえらく見える日は
花を買ったり
妻といちゃいちゃ
ふるさとのなまりはいいな
人ごみにわざわざ行って
耳をすました
『石川くん』は、昔「ほぼ日」に連載されてたそうで、単行本もあったそうですが、全然知らなんだ。たまたま知って、図書館にあったのですぐ予約して、次の日に借りてきて、読む。
枡野浩一って、絵を描く人やったっけ?と、私は誰かと勘違いしていたようで(誰?)、枡野浩一はプロの「歌人」だと書いてあった。どのような本かわかりませんが、『一人で始める短歌入門』とか『ドラえもん短歌』といった本もあるそうだ。
この本は、石川くん、つまりは啄木のことを書いた本である。
啄木といえば、アレだ。
停車場の人ごみへふるさとの訛を聴きにいったり、
蟹とたわむれたり、
ぢっと手を見たり。
たしか教科書にもこのあたりが出ていた。
なんというか、ビンボーに耐えて、時々メソメソして、故郷おもいの人…のような感じがあった。
みなさん、だまされてはいけません。石川くんは、断じてそんな人ではないのであった。
友達にお金をたかったり(そして返してないらしい)、仕事をサボったり、やーめたと転職したり、ちょっとフトコロがぬくいときには、プロの女の人といちゃいちゃしたり…てな、デコちんの、おちび男だったらしい。
この本は、枡野浩一が、石川くんの歌を枡野流に現代語訳したのとあわせ、石川くんについて縷々書いたやつ。てっぺんの現代語訳は、教科書なんかによく載ってる、けっこうユウメイな歌の枡野訳。
教科書でならったナントカで、イメージがらがらの人といえば、いつだったか読んだ、がめついエロじじい一茶の話も思い出す。たしか藤沢周平の『一茶』…だったと思う。
枡野訳と枡野解釈の「石川くん」は、大変おもしろかったが、こんなんを関西弁でやったのを読んでみたい。平田俊子の訳と解釈なんか、めっちゃ読みたい。ぜひあの『(お)もろい夫婦』の力強さで、石川くんをバッサリやってほしい。勝手に妄想してワクワクしてしまう。
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啄木の短歌を枡野浩一が詠み直す。
現代語訳というのは違う気がする。元々口語だし。啄木の軽さと語感が活きた秀逸なる翻訳。
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みなさんは"石川啄木"と聞いてどんなイメージを持っていますか?
現代歌人・枡野浩一による石川啄木の短歌の現代訳、および石川くんへ捧げる手紙たち(という名のエッセイ、かな)
とにかく抱腹絶倒!衝撃的!!
鬼畜で女の敵な石川くん。だけどどこか憎めなくて、みんなから愛されてる石川くん。金田一くんにお金返そうよ石川くん……。
枡野さんによるテンポの良い手紙も読んでいてとても楽しい。
教科書的な石川啄木ではなく、身近で笑える石川くんを感じてほしい。
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ネットのコラム発の石川啄木短歌の解説本。
殆ど漫画読むみたいな感覚で気軽に読める。
突如啄木に親近感が沸く本。
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枡野くんが石川くんに宛てた手紙のようなお話。
基本的なスタイルとしては、石川啄木の短歌を紹介しつつ、そのときの啄木の置かれていた状況をごくごく主観的に解説する、というもの。枡野浩一独特の斜めの視点から、ゆがんだ愛情てんこ盛りでお送りしている。
単純に石川啄木の勉強にもなる。
新宿紀伊国屋新南口の方で購入。安い本しか買えなかった。
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朝倉世界一さんの挿絵が可愛らしくて、枡野さんの愛情たっぷりな毒舌とのバランスがよかったです。
不思議なのは、枡野さんの口語短歌と一緒に読んだら、啄木の歌が新しく感じられたこと。
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石川啄木の短歌を現代風にアレンジ+エッセイ。
朝倉先生の絵もかわいいくておもしろいし。
そうか、この人こんなに面白かったのか。
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石川啄木ってこんな人!?とびっくりする。彼、ダメ男だったんだね…(笑)
マスノさんの現代短歌アレンジも面白いです。
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とっつきにくい昔のコトバをこんなふうに噛み砕いてくれるとなかなかわかりきれない背景や温度などわかってくる。研究するっていうのはこんなことなのかな?時代の垣根を越えてわかりたいな、いろんなこと。
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とりあえず手に取ろうか!!
薄幸の美青年だと思ってたのに石川くんってサイテー!!
だったんだね。また、朝倉世界一さんの挿絵が合ってる合ってる!!
石川くんの最低っぷりにどんどん夢中になっていく不思議な一冊。
もう!もう!!!!うっかりフェア引き中に手に取ったが最後ついにはフェアしちゃったもんね。
黄緑の表紙が棚にずらっと並んだときは…はやまった…とか思ったとかそんな…。
(しかし1○○冊入荷して10冊しか売れず…(*´ρ`))
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石川くん…なんてダメなやつなんだ笑 石川啄木の意外な一面を知ることができた。絵が可愛かった。
あと石川啄木の短歌を現代ぽくアレンジしてるのが面白かった。