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吉祥寺を詳細な具体例としながら、気持ちよく、暮らしやすい都市とは何かを軽妙な文章でまとめており、誰でも簡単に読める素敵な本となっている。
渡研究室の地道な研究成果を、三浦さんが興味をひくよう上手にアレンジして説明をしているため、
著者同士の役割分担が明確で、双方の得意分野がよく生きている。そのため、この手の街好き本がおちいりがちな印象論にならず、フィールドワークや過去の知見に基づいた具体的な要素がきちんと盛り込まれている点が、画期的なのではないだろうか。
この本が持つ魅力は著者の狙い通り、街区だけではなく、オフィスランドスケープをはじめとした様々な人の居場所デザインに役立つと思えた。
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吉祥寺の街をアメリカのまちづくりの研究をした視点から分析している。情緒じゃなく理論での分析自体は面白いのだが、下手なダジャレが鼻につくのと、それこそいいところばっかりを見ているのではないかと住民の視点から感じる。参考になる点は多いが、同じくらい突っ込みどころも満載。
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2008.01 吉祥寺の街の魅力をしっかりと理解することができた。また、街づくりのヒントになる示唆がたくさんあって、参考になった。
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「住みたい街」No.1に度々輝く街−吉祥寺
なぜ世代を超えて吉祥寺は愛されるのか?
吉祥寺を考えることを通じて、
人間にとって好ましい生活とは何かを考えている
50のテーマで街を分析していて、
吉祥寺らしさと好ましい生活を炙り出している
読みやすい
様々な視点での都市の捉え方は勉強になる
どのテーマも読んでいて楽しい
中でも
・コーナーの数は世界第3位
・すわりコミュニティー
の2点は◎
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図書館で借りました。
単なる街歩き本ではなく、吉祥寺という街を多角的に分析した本。
お金があれば百貨店で買い物すればいい。
お金がなくても元気のある人は公園を走ればいい。
お金も元気もない人はベンチに座っていればいい。
長年、吉祥寺に住む著者の三浦さんは、ベンチで隣りに座ったおっさんにそう言われたそうです。
三浦さんは元々パルコのwebマガジン「アクロス」編集長で、マーケティングアナリストとして有名らしいっす。
なるほどー。なんだか、コピーライターが書くみたいなダジャレが多様されてました。キッチンじょうじ…とか、いろいろ。
で、共著者の渡さんは街の研究第一人者みたいです。アメリカの街づくりとか研究してるそうで。
この本では、若干紛らわしくアメリカの街と吉祥寺の写真が混在しています。
ちょっと軽めの大学の授業を受けてるような感じでした。
なるほどねー、そうかもねー、と。
街づくりに携わる人が読むといいのかなぁ?
まあ、頭がよくなった気がして、おもしろかったです。
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読了。人が集まる街は一朝一夕にはできない。より良いベクトルへ進化しながら、本当にいろいろな要素が絡まり刺激しあって、長い年月を経て熟成されて、また進化して。初版から三年が過ぎてても新鮮に読める、街のことに思いを馳せてる人には読んで欲しい一冊。
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吉祥寺の解読本。吉祥寺が魅力的たる所以を、研究による裏付けと共に理論的に紹介しています。それでいて文章は親しみやすく、大抵の人はサクサク読めると思います。まち歩きのお供にお勧めです。
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このくらいの感覚でまちを捉えていくのは良いと思う。そして、まちづくりのポイントをこのくらいの軽やかさで説明できればなと思う。
ネタがいっぱい、ダジャレ満載な一冊。とりあえず吉祥寺に行ってみたい。
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資料作りの参考としてパラっと読みました。
結論、吉祥寺を5つぐらいの切り口で魅力を伝えていて非常に勉強になる良書でした。
どうやったらワクワクするのか、どうやったら魅力が伝わるのか、図の見せ方やテーマの区分けの仕方、他の街との比較例が面白くて吉祥寺に行きたいという気持ちを喚起してくれました。
人を動かすエッセンスの詰まった一冊でした。
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今働いている店の店長にお借りした一冊。
『下流社会』の三浦展さんが、
吉祥寺の魅力について著したものです。
百貨店の売場作りは街作りに通じる部分が多く、
また、埼玉の商店街出身の私には興味深い内容でした。
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15年くらい前の書籍ですが、今でも参考になる視点が多いですね。
生活スタイルの要素を一度洗ってみるには良いかと思います。
メモ
均質なまちと異質を受け入れるまち、個人が入り込む隙間、飽きの来ないまちなどの生活像