大学における初年次少人数教育と『学びの転換』 みんなのレビュー

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投稿者：東北大学出版会　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

平成18年度の文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」（特色GP）の採択を受け、東北大学が企画したシンポジウムの記録集。東北大学に加え北海道大学、名古屋大学、京都大学、長崎大学の基礎ゼミ、教養セミナー等の取組についてその成果と課題を展望する。さらに、東京大学、広島大学、神戸大学、大阪大学の取組も紹介し、わが国の主要国立大学で実践されている初年次少人数教育の現状と将来展望について「学びの転換」の視点から多角的に考察した初めての書。


《目 次》
第１章　初年次少人数教育の現状と課題
　　第１節　一般教育演習の発展と課題―北海道大学―
　　第２節　名古屋大学における少人数セミナーの現状と課題
　　第３節　京都大学における「新入生向け少人数セミナー
　　　　　　　（通称ポケットゼミ）」実施の成果と今後の課題
　　第４節　長崎大学初年次少人数セミナー（教養セミナー）の現状と課題
　　第５節　東北大学における「基礎ゼミ」実施の成果と展望
第２章　初年次少人数教育の意義と「学びの転換」
　　第１節　東京大学における「学部初年次教育」の取組み
　　第２節　大学における初年次少人数教育と「学びの転換」
第３章　初年次少人数教育の意義・課題・展望―パネルディスカッション―
第４章　主要大学における初年次少人数教育の取組み
　　第１節　大阪大学の初年次少人数教育
　　第２節　神戸大学の初年次少人数教育