紙の本
ある日突然空から何か(球体)が…
2007/08/31 15:28
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:A-1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日少女の目の前に現れた不思議な生き物?彼の名前はカナスピカ…生き物じゃなくって地球を観測するための衛星なんだって!!
彼?の望みは元の場所へ帰ること…そのためには彼の知るポイントに行かなくっちゃ行けないんだけど…それって…そんな昔の情報でどうしろっていうのよ?!
地球外生命体といえば謎の政府組織…というお約束もちゃんと(?)あるのですが、どこか地に足が着いた展開で、この作家さんらしい現実を暗喩する感じが面白かったです。
勝手に恋をしてしまう少女の切ない感じのお話…
というには、一応元女の子としては女の子が偽物チックでいまいちワキワキしましたが、子供だけじゃない大人の現実の世界も入り交じったお話の展開には、やっぱり上手いなあ…と思わされました。
友達とのエピソードや、お母さんとの会話もなかなか現実味があって、どろくさく無い感じが好きだなあ…。
でもなんで「女の子」?「男の子」じゃ照れくさいのかな?
著者さんのコメントがBK1コメントに掲載されていましたが、このままのお話の方が読みたかったなあ…でもそれじゃあショートショートにしかならないかな…?
帯の「思わず良い人に…」というコメントも頷かされるのですが、もうちょっとはじけてくれても良かったような気がした初夏でした。(もう初秋ですけど…)
次回作も待っています☆
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最初はジュブナイルなSFだと感じたので感情移入が難しかったんですが、読み進むに連れて「ベタなラブストーリー」だって事がわかって面白さが倍増しました。青臭いベタな感じが嫌いな人にはオススメしませんが、僕はこういうの、けっこう好き。
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とても、シンプルなジュブナイルです。初恋の相手が、異星人の観測衛星であることをのぞけばですが……。気持ち良く読んでいけたので、10代にオススメします。
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『魔術士オーフェン』シリーズからのファンなので、なんだか意外です。突然落下してきた衛星・カナスピカを再び打ち上げるため「ハバル」を探す少女・カナ。青臭くて、でも一生懸命なカナが可愛くてほんわかしてきます。
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発売してから半年後にその存在を知った、秋田センセの最新作。えぇ即買いましたよ、ハードカバーなんて電車の中で読みにくいから絶対買うものかと思っていたにも関わらず。
ないかなぁ、宇宙人対策室。
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学校の帰り道、降ってきたのは宇宙人が作った衛星だった――!?
加奈の心の動き、思春期独特の繊細さが描かれていて非常に面白い。そして秋田語録も健在。
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カナスピカが 変わるとこみてみたいけど こわくもあるね。
微生物・・・ 。 たしかに たしかに。
長い時間の中で、 遠い宇宙から見たら たしかに微生物なのよね。
いろいろと 考えさせられて。
加奈がんばってたね。
あたしも 空を見上げたら頻度 さらに多くなった気がするよ。
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秋田節少なめの一般向けラブストーリー。
個人的意見だけど、秋田さんは恋愛向いてないと思うの。
コレジャナイ感がパネかったので自分ではいまいち。
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中2少女加奈と、宇宙人が作った地球観察人工衛星カナスピカ。
カナスピカは宇宙でなにか(忘れた)にぶつかって加奈の目の前に墜落。
再び宇宙に戻りたいカナスピカを助けるため加奈は協力する。
読みやすくてとてもわかりやすい児童書のようなお話だったけど・・・思ってたよりもスケールが小さかった。
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読み終えて本を閉じた後、自然と空を見上げていたことを覚えています。もしかしたらこの空に・・・なんて考えてしまったような。
加奈とカナスピカが可愛かったです。この二人が結構好き!
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読後感がさわやか。
秋田テイストは随所に感じた。
コレ映像化とかしないかな。
結構いけると思うんだけどナー。
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SFなgirl meets boy。
青春小説でSFは大好き。
しっとりとほっこりできた。
主人公の加奈がリアルだった。
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■少女が恋をした相手は、高度2万6499kmから地上に落ちてきた人工衛星だった…。『魔術士オーフェン』の人気作家、初の青春小説。
■■中学生の女の子と人工衛星の恋。こうかくと酷く奇妙な物語に思えますが、内容はとても温かで優しく甘酸っぱい恋のお話でした。
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空から男の子(宇宙船が変身している)が降ってきた!
てなお話。
主人公は中学生の女の子なんですが、とにかくお人よし。
読んでいて、頑張れ!って応援したくなる気持ちになります。
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途中までは児童書に近い雰囲気。ただ、疾走感に近いものはある。最後はうまくまとまり過ぎなきらいはあるが、お母さんの言葉には膝を打った。