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還らない日々
2020/04/03 18:43
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
蝶野を訪ねて来た訳ありの彼女と蝶野を会わせるために奔走したりと、最初はあんなに他者を排除していたのが嘘のような三木
心に空虚なものを抱えていて「何か」を探し続けていた蝶野
結局三木は父親と同じように定住できない?何かを求め続けるような人間を選んでしまった気がする、やっぱり同じカメラマンだしーー恐るべしDNA
「さよならーー」は耽美へ完全突入かと思ったらハピエンみたいで、安心したけどちょっと残念なような・・・
あのまま狂気の中で壊れていく美しさとかは昭和の世界観にありそう
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【あらすじ】 パレス・シャングリラ五反田に、蝶野を訪ねて一人の清楚な美女が現れる。彼女を避ける蝶野に、いかにもわけありな雰囲気を感じ取る三木だったが、お節介を焼いたはずみでなぜか二人で瀬戸内海の小島へ旅行へ行くハメに。そこで知った彼女にまつわる蝶野の過去は、普段の彼からは想像もつかない激情を秘めていた。心を許した人においていかれるのは嫌なのに、掴みきれない蝶野を気にかけてしまう三木。蝶野が長い旅に出て消息不明の間も、その存在は常に心を揺さぶり続けて―。ひとつ屋根の下の青春群像劇・最終巻。書き下ろしは、屋敷と皐月の追いつめられた関係の終着点『さよならを教えたい冬―そして、春』、三木と蝶野のその後の日常風景『楽園建造計画続行中』。
メインにラブ度足りない。足りないけれども、正解の気がする。
それはそれとして皐月と屋敷にせつなくなっちゃった。
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【あらすじ】
パレス・シャングリラ五反田に、蝶野を訪ねて一人の清楚な美女が現れる。彼女を避ける蝶野に、いかにもわけありな雰囲気を感じ取る三木だったが、お節介を焼いたはずみでなぜか二人で瀬戸内海の小島へ旅行へ行くハメに。そこで知った彼女にまつわる蝶野の過去は、普段の彼からは想像もつかない激情を秘めていた。心を許した人においていかれるのは嫌なのに、掴みきれない蝶野を気にかけてしまう三木。蝶野が長い旅に出て消息不明の間も、その存在は常に心を揺さぶり続けて―。ひとつ屋根の下の青春群像劇・最終巻。書き下ろしは、屋敷と皐月の追いつめられた関係の終着点『さよならを教えたい冬―そして、春』、三木と蝶野のその後の日常風景『楽園建造計画続行中』。
【感想】
全4巻。評価は総合です。
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「さよならを教えたい」の最後の一ページまでたどり着くと、心の底から「やっと俺の楽園が手に入れた」に頷いた。
このシリーズで一番好きなのは「さよなら~」で、どこか自分も救われた気分。
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パレス・シャングリラ五反田に住む学生達の青春群像小説 完結。
攻め:蝶野洸
受け:三木高穂
蝶野を訪ねてアパートに女性が来た。しかし蝶野は外出してしまっていて、三木は追いかけた弾みで新幹線に乗り込みそのまま蝶野の伯父さんのいる瀬戸内海の島にまで一緒に行く羽目に。そこで蝶野の高校時代の話を聞き。
あ〜、やっと終わりました。
しかも。Hなし。気持ちも伝えあったんだか、無いんだか。いや、気持ちは伝えてた、お互い。でもなぁ。
ゆっくり行くらしい。まだゆっくり行くんかい、と突っ込みたくなった。
『さよならを教えたい‐‐冬、そしてまた春』
皐月の才能に嫉妬を覚えた屋敷は絵を描く皐月を避けるようになり、屋敷さえいればいいという皐月は全ての絵を焼いてしまい何も描かなくなった。二人して奈落に墜ちていくような毎日を無意味に過ごしていっていて…。
そのまま二人で閉鎖的に生きていくのは建設的じゃなかった。10年後に会う約束をして別れる二人。
『楽園建造計画続行中』
明日から日本に居なくなるから三木と何とかなりたい屋敷だが、三木の家に来客が続き、止めは自分がボスから呼び出され…。
結局、何もないまま外国に行っちゃうんだよね?>屋敷。
相手を壊して壊される、それが恋愛だという。
そんな恋愛がすごいと思う。
もう今の私には出来ないな。
「恋ってのは、相手の何かを壊したくなるんだよ。その中に甘い果実がありそうで、それが食ってみたくてしかたがないんだ」‐‐P.107 L.11
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パレス・シャングリラ五反田に、蝶野を訪ねて一人の清楚な美女が現れる。
彼女を避ける蝶野に、いかにもわけありな雰囲気を感じ取る三木だったが、お節介を焼いたはずみでなぜか二人で瀬戸内海の小島へ旅行へ行くハメに。そこで知った彼女にまつわる蝶野の過去は、普段の彼からは想像もつかない激情を秘めていた。
心を許した人においていかれるのは嫌なのに、掴みきれない蝶野を気にかけてしまう三木。蝶野が長い旅に出て消息不明の間も、その存在は常に心を揺さぶり続けて―。
ひとつ屋根の下の青春群像劇・最終巻。
書き下ろしは、屋敷と皐月の追いつめられた関係の終着点『さよならを教えたい冬―そして、春』、三木と蝶野のその後の日常風景『楽園建造計画続行中』。