紙の本
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN シリーズ
2023/07/21 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
カイ・シデンにとって強烈な印象を残す女性スパイのミハルが登場する。
彼女も戦争が無かったらスパイなんて恐ろしい仕事をせずに、幼い弟妹たちを養えたことだろう、と思うと悲しくなる。
紙の本
オリジン15巻
2015/09/29 09:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱちとと - この投稿者のレビュー一覧を見る
「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を担当された安彦良和先生によるコミカライズ版です。安彦先生の独自の解釈によるオリジナル要素満載の物語が、安彦先生の美麗な画で描かれます。ここからは再びアムロたちの時系列に戻ります。アニメではジャブロー戦よりも以前に描かれていたオデッサ戦を、連邦の「大反攻作戦」としてジャブロー戦よりも後に描いています。15巻で描かれるのはベルファストでのカイとミハルの出会い、そして・・・
投稿元:
レビューを見る
舞台は地球へ。オデッサ編のスタートである。そして今回の主役はカイ。そう、ジオンの女スパイ、ミハルとの悲恋譚である。
ひたすら哀しい。
淡々と進む戦況・戦闘と、二人のちっぽけな人間の心のやりとり。その対比しようのない対比が、哀しみを増幅させる。かといって、安彦良和の筆はあくまでも抑制が効いている。それもまたこの“小さな悲劇”のやりきれない喪失感を際立たせる。
ちょっとの間、泣きたいだけよ、カイさん。
戦争はまだ、終わらない。
投稿元:
レビューを見る
まだ買っていないけど、本屋さんで立ち読みしたから書いておく。実物はそのうち古本屋で買うだろう。
さて、俺の嫌いなエピソードのミハル。
愛だの恋だのどうでも良いんだよ、軍隊には規律が必要だ。
どんな理由があるにせよ、敵軍のスパイをかくまったりしたらどうなることか。
軍法会議の末に良くて除隊。悪くすれば銃殺だろう。カイさんはどうもお咎め無しみたいだけど、どういうことよ。こんなんで大丈夫?
しかしこの巻にも良いところはあって、TVででてきた”お母さんの匂いがする”という鳥肌がたつ科白がなかったことだ。
お母さんの匂いって具体的にどんな匂いなのよ。明確に定義してくれよ。俺は全然思い浮かべられないよ。
投稿元:
レビューを見る
やっと本編復帰。
しかし、コミックスで6冊も別の話挿まれると、どういう行動中だったか分んなくなるなぁ。
もちろん自分の適当な記憶力はタナあげ。
この巻は、カイのちょい悲しいお話でしたね。
って、感想それだけ?
投稿元:
レビューを見る
マンションで読む。再読です。毎度のことですが、うまい。絵だけではなく、表現もうまい。このシリーズ読破しますか。
投稿元:
レビューを見る
時間軸は再びジャブロー襲撃後へ。ベルファストにてジオンの諜報員として雇われたミハルと出会ったカイはジブラルタルへ向かうWBの内部で彼女と再会、追ってきたマッドアングラー隊のMA・MSを撃退するため二人はガンペリーで洋上へ出る。アニメ版では特にフォローのなかったミハルの弟と妹のその後だがアストライア財団という組織の保護下にあるらしい。マッドアングラー隊には勝手に頭のおかしい奴が多いイメージを持っていたのだがシャアにもバカ扱いされていたのか。
投稿元:
レビューを見る
オデッサ編・前編。ホワイトベース的にはベルファスト基地からジブラルタルまでの道すがら。つまり一巻通してミハルの話なわけだが、本編よりもじっくりここを描いている印象がある。とはいえ、ここまでオリジナル展開を挟んできただけに、ほぼそのままなこの一冊の満足度はそんなに高くなかった。欲張りすぎだろうか。
投稿元:
レビューを見る
カイとミハルの話しが中心。ほとんどオリジナルのストーリーから新しいところはなかったので、一年戦争前の話しに比べると、面白さはだいぶ落ちる。
投稿元:
レビューを見る
続きが読みたくなり『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 11巻~15巻』の五冊を古本屋で一気に購入。
息子と一緒に読みました。
-----story-------------
≪11巻≫
「シャア」、ついにジオンヘ『開戦編』突入!
まんまとジオン士官学校に入学した「シャア」は、奇妙にもジオンの御曹司「ガルマ・ザビ」と友好を深める。
連邦からの独立への機運が高まる中、一計を案じた「シャア」。
後に世界を揺るがすことになる、その驚くべき中身とは!!
≪12巻≫
「ギレン・ザビ」総帥 ついに宣戦布告!
宇宙世紀0078、ジオンと連邦政府間の緊張が高まる中、月面では史上初のMS同士による戦闘が始まる。
敗北を喫した連邦軍は「RX‐78ガンダム」の開発計画を発表し、運命の宇宙世紀0079をむかえる……。
≪13巻≫
1年戦争勃発『ルウム編・前編』を収録
テレビシリーズでは描かれなかった、1年戦争開始1ヶ月に起きた人類史上最大の惨劇を描く、コミックオリジナルストーリーが展開!
≪14巻≫
ルウム編完結!「レビル」奪還の真相が明らかに!
コロニー落しを遂行したジオンは次なる攻撃目標をルウムに移す。
ジオン軍のモビルスーツ部隊に強襲をかけられた連邦軍「レビル」将軍は黒い三連星に捕獲されてしまう。
さらに連邦戦艦を次々と撃墜する赤い機体が・・・
≪15巻≫
舞台は再び地球に、オデッサ編突入
連邦軍大反抗戦「オデッサ作戦」を描く、女スパイ「ミハル」登場のエピソードを含む、新章『オデッサ編・前編』収録。
-----------------------
11巻から14巻は、9巻からの続きで1年戦争開始前から開始直後までの、アニメでは描かれていなかった物語が展開します。
アニメ版が始まる以前に、こんな物語があったんですね。
1年戦争開始前の「シャア」と「ガルマ・ザビ」の出会いから、1年戦争が始まるきっかけとなったエピソード、そして1年戦争開始直後の虐殺、コロニー落とし等のルウム戦役での「シャア」の活躍、、、
面白く読めました。
「シャア」の仮面って士官学校で元ルームメイトだった「ムラタ」が作ってくれたということがわかったり、
後にドムに搭乗して出てくる黒い三連星がザクで活躍していたり(しかも、ザクのカラーリングが紫のドムカラー… )、
「デギン・ソド・ザビ」が実は戦争に反対していたことがわかったり(好戦的な性格だと思い込んでいました… )、
それから、後々に出てくる「ララァ」と「シャア」の出会いが紹介されていたりと、
ガンダムファンにとっては必見の内容になっていますね。
そして15巻からは、アニメの1年戦争に物語が戻ります。(ようやく… )
女スパイ「ミハル」と「カイ」の恋物語は、「ミハル」の戦死で哀しく幕を閉じます… 泣ける一冊でした。
それにしても『機動戦士ガンダム』って、奥が深いですよわ。
またまた、次が読みたくなりました。