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読み始めてから気付いたがどうやら百合モノだったらしい。表紙見て気づけよと。そいや表紙いい感じですね。自分には面白い…と純粋に思えるタイプの作品じゃありませんでしたが、それなりに泣けるお話ではありました。最初は二人ともただの暗殺者じゃないかと思えてしまうのですが…。もうちょい深く描いて欲しい部分がいくつか。それでも世界観としてはなかなかグッドだと思いました。(07/8/7読了)
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いわゆる子どもゆえの無垢な残酷さが、痛々しさと切なさを伴って煌く作品だと思いました。昨今同性愛を取扱う作品が蔓延してますが、こんな雰囲気のなら許容範囲です。
女子高生、制服、機関銃。ごちそうさまでした。
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「ベン・トー」シリーズのアサウラのデビュー2作目。「ベン・トー」シリーズものからは想像がつかないようなシリアスなガンアクションもの。そして百合。桜庭一樹の作風に近いかも。
どうしようもなく理不尽な世界で、銃という対抗手段をたまたま手に入れたため活用することにした女子高生2人が主人公。兄から性的虐待を受けた少女と、継母とうまくいかず家を追い出される形で一人暮らしをしている少女。一人では生きていけなくて、弱くてどうしようもなくて。自分を傷つけて相手を恨んで。切ないとも悲しいともまた違う、何か心にすっと染み入ったお話だった。
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一冊完結。『黄色い花の紅』という本作品と同じ世界を舞台にした前作がある。前作の登場人物の一部が出てくる。
読ませる作品。最終局面のでの狙撃戦はハラハラする。
それぞれのエゴから、彼女らが破局に転がり落ちる様が、読んでいて苦々しくなる。
展開は面白い。でも共感はしたくない。許したくもない。本人達もそんなこと望んでいない。よって☆2つ減。
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彼女達の犯した事は許しがたい事実何だけど、やっぱり、生きろ!と思ってしまう。
読んでいて「ベーゼモア」や「テルマ&ルイーズ」を憶い出す。