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誰が想像できただろう、フランスワインの敗北を。
これを書いた記者は一人だけというのも面白いし、このフランスワインvsカリフォルニアワインを考えだした人たちの歴史も面白い
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ワインの聖域フランス・ワインにカリフォルニア・ワインが挑む!
アメリカという新境地で権威を超える生産物を生み出した努力に感服。
その経緯は本書に詳しく書いてあるので、置いとくとして。
運命的な出来事はタイトルにあるワインの試飲会に立ち会った記者が筆者だけだった事。更に、彼は「TIME」誌の記者であった事。
主催者は数人の記者に声を掛けたが筆者意外誰も行かなかった。おそらく、皆「フランスが勝つだろう」と、はなから行く気が無かったのだろう。まぁ、筆者も最初はそう思っていたらしいが。
けれど、もし彼がいなければ、カリフォルニアが赤・白ともに一位になった事は葬られてしまったかもしれない。
うーん、運命のいたずらって面白い
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二年早く読みたかった…。
一昨年の夏、ナパバレーよワイナリー巡りをした時に立ち寄ったあちこちのワイナリーの歴史やそれを作りあげた人々の物語。ナパバレーの地図を片手に読みふけってしまった。
ものづくりへの情熱、人間模様、どれもがうまくに描かれている。
ワインが飲みたくなるし、新潟で友達がやってるワイナリーに足を運ぼうと心に誓った。
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ワイン史にその名を刻む「パリスの審判」。カリフォルニアワインがフランスワインに「勝利」するまでの経緯やその後の顛末を、登場人物やワイナリーの歴史を掘り下げながら、物語タッチとインタビュー形式を織り交ぜて、読み易く仕上げられています。