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ひとつの見方として。
子どもへの、恒常的な文化教育・情操教育を行える場づくりの必要性の再認識。
ペスタロッチと、鍵山秀三郎
以下引用。
「日本には、礼節によって生活を楽しいものにするという、普遍的な社会契約が存在する」
「日本は貧しい。しかし、高貴だ。地上に決して滅んでほしくない民族をただひとつあげるとすれば、それは日本人だ」
「最近の日本人は歴史を余り振り返らなくなりましたね。社会全体が過度にアメリカナイズされてしまって日本の固有文化の破壊が進み、ひいては日本そのものを軽視する風潮が出てきているからだと思うのです。」
「日本を美しくする会の鍵山秀三郎さんは、一人ひとりが人に対するちょっとした想いやり、人を喜ばそうという気持ちを持っただけで、たちまちのうちにこの国は良くなっていくと思っています。」
「琴・俳句などは、一部で行われているようであるが、全国的に広がっていい教育である」
「浮世絵はフランスではゴッホやモネなど印象派の画家に4大きな影響を与えた。十六世紀以降から江戸末期までの日本文化の高さはもっと見直されていい」
「今、日本は経済が落ち込んで下を向いているが、文化の高さが切れずにつながっていれば、必ず巻き返す時期が来る」
「およそ教育というには、子どものどこかにある天分を見つけ出さずにおくものか、という教育者の信念なしにはありえません」
「自由も善だが、従順もまた善。スイスの昔の農家の家庭では、とりたてて教育などと言わなくても親と子は共に行動して、たくましい人間に育っていった。よい教育が生じるためには、愛と信頼がなくてはならない」
「賢い人とは多くのことを知る人ではなく。大事なことを知る人である」
「三歳や五歳の子どもに向かってだれがそれを論理的に説明し得るか。強制的な繰り返しをもってするほかはないのである」
「幼くて言ってもわからないから教えないのでなく、わからないうちに習慣化させなければならない」
「ゆとりは耐え抜いた人がもてるものであって、最初からゆとりを持たせたって絶対だめ」
「かつて日本には公徳心という言葉が存在した」
「マナーとかしつけとか言われているけど、所詮その人の感性の問題なのではないだろうか」
「子どもを不幸にする方法は、子どもの欲しがるものはすべて与えることだ」