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あまり身近なものではない「遺言」。法律に携わる著者が、いかに遺言というものが大切なのか、ケースごとにその大きな意味合いを説明している。
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本書を読んでいると、やはり今後ますます遺産相続は難しくなるな〜と感じますし、ファイナンシャルプランナーとして
そういう方々を応援しないといけないな〜と強く感じました。
著者は、私と同世代のFP&行政書士の「本田桂子」氏。
これから、特に未婚者が増えてきて(男性の生涯未婚率12.57%、女性の生涯離婚率5.82% 2000年国民生活白書より)
これらの方が、現役引退後いくつまで健康的に生活できるかを考えるとかなり難しいと思います。
いつ「認知症」になるかも分からず、またいつ「事故、病気」になるか、さらにいつ「死期」を迎えるかは誰にも分かりません。
そうならないためにも「遺言書」「財産管理等の委任契約書」「任意後見契約書」「尊厳死の宣言書」はセットで用意した方が良いと
思います。
これらは、既婚者でも用意したほうが良いと思います。
自分は特に「尊厳死の宣言書」を用意したいなと思っています。
これも、生前元気なうちに用意しておかないといけません。
医師は当然、医療手段が続く限り患者を救おうとするでしょうし(たとえ身体に何本もの「管」を入れたとしても)、もし、尊厳死を家族が主張しても
医師は倫理上、延命治療を停止することはできないと思います。
しかし「尊厳死の宣言書」があれば本人の意思として、「身体に何本もの管を通してまで延命しない」こともできると思います。
これから、高齢化がますます進みますから自らの責務としてこれらの書類を用意しておくべきでしょう!
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ファイナンシャルプランナーで行政書士でもある本田桂子さんの著書です。
タイトルがすごいですよね。
「その死に方は迷惑です」…
確かに、迷惑な死に方というのはあります。
僕自身は良い死に方や悪い死に方というのはないと思います。
人間だれしも尊厳のある人生を送り、いつかは死にます。
その最期の刻を迷惑とか、悪い死に方とか言われたくはない。
でも、家族にとって迷惑な死に方というのはあります。
そんな亡くなったあとに家族に課題を残すような死に方を避けるための予防方法をこの本では掲載されています。
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[ 内容 ]
読まずに死ねば家族が困る。
知らずにボケればあなたが困る。
遺言書・財産管理等の委託契約書・任意後見契約書・尊厳死の宣言書で死後と老後に備えよう。
[ 目次 ]
プロローグ 自分の最後は、自分でまもるしかない
第1章 いま、あなたが死んだら迷惑です
第2章 遺言書は、なんのためにつくるのか
第3章 こんな人は遺言書をつくらないと大変!
第4章 本当に「使える」遺言書をつくろう
第5章 生前三点セットで老後をまもる―寝たきり・ボケ・尊厳死に備えよう
第6章 あの人に遺言書を書いてもらうための方法
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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読むと、遺言書と生前三点契約書作らねば!という気持ちになれる一冊。
「死んだら家族が何とかしてくれる」って思ってるけど……たしかに、死んだ人の遺産を勝手にいじっちゃいかんし、なんも言わないで死ぬと非常に大変なことになるようだ。
お金持ちじゃないとしても、残された家族の生活すら危うくなるケースもあるようだしね。
生前三点契約書は、自分が意志を示せなくなった時に、周囲の人にどうして欲しいかを示したもの。とくに尊厳死まわりって……当人がそう残しておかなければどうしようもないよなぁと。
死について考えることは生について考えることでもある。
オススメ。
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まず、タイトルの付け方が秀逸ですね。
家族を持つと、一家の大黒柱は、なぜだか生命保険に入る。しかし、それだけでは万が一の時、残された者は「迷惑」を被る、ということが説得力を持って書かれている。
確かに、経験上、相続の問題や終末期医療の問題はすごくもめるし、葛藤している知人を沢山知っている。
私も、身体が強い方ではないので、娘たちが中学を卒業する頃までには、つまり、あと10年ぐらいしたら、遺言の準備をしたいと思いました。あと、尊厳死や後見契約もじっくり考えたいですね。自分の問題としてではなく、家族の問題として。
いずれにしろ、新書という体裁でありながら、なかなか中身の濃い本でした。
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遺言書とか、マヂ身近なもんだと思う。死んだあと、大事な人達を困らせないためにもみんな書くといい。早速両親にこの本を勧めました。
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遺言書の重要性を認識。
遺言書をしっかり残しておけば、遺族は手間もコストも削減できるし、また、嫁や婿に財産分与できる。
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保険の次は遺言書。
これがないと銀行からお金を引き落とすだけでも一苦労するかも。
あまり知られていない常識が書かれた本。
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気になったので図書館で借りた本ですが、買ってもいいかも。
私の知人が身寄りのない叔母の面倒を見ていて、
叔母が亡くなったあと、遺言書で指定された遺産を
相続するのに大変だったらしく
司法書士事務所に友人の息子さんが勤めていたので
手続きを実費だけでお願いできたそうですが、
叔母に実子いない分、相続人が複数いたり、
叔母さん自身、両親が再婚同士だったりで
委任状を40枚書いたうえに遺産が入るのに半年近くかかったそうです。
それでも自分で全部やるより頼んで良かったそうです。
遺産相続でどんな事でモメやすいか、
誰に相談すればいいか、など解りやすく丁寧に
書いてあるので勉強になりました。
親にも読ませたい。
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まだまだ先のこととは信じてるけど、自分の死については日常的に考えている。身も蓋もないけど、死んでいく人は、いかにして遺される人たちに迷惑をかけないか、ってことに最大限の注意を払うべきだと思う。葬式然り、それに後続する法要然り、そしてここで取り上げられている相続然り。終わり良ければ全て良し、有終の美とか、最後を持ち上げる言葉も多いけど、まさに言いえて妙かな、と。という訳で、これを読んであらためて遺言とかの重要性を感じました。確かに、死ぬ間際になったらそんなことできませんわな。
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お金は木にならないの本で遺言を書くというのがあり、遺言について気になったので読んでみました。
まだまだ若いから遺言は必要ないと思っていても、いざ自分が死んだら自分名義の口座のお金は相続手続きが終わるまで家族は引き出せなくなってしまうなど大変なことがあるということが分かりました。
残された家族の相続手続きを迅速に出来るようにするためにも遺言は必要ですね。公証役場に行かなければならないとか、多少お金がかかるというのがネックですが、早めに遺言を作ろうと思いました。
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生前三点セット(財産管理等の委任契約書、任意後見契約書、尊厳死の宣言書)の必要性がよくわかった。
他の内容としては特別目新しいものではなかったが事例も多く参考になった。
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この業務に係っている者として読んでも、遺言に関する良書。何故遺言を書いた方がいいのか、書かなかった場合の相続におけるトラブルを分かりやすく取り上げている。特に公正証書遺言の具体的な取り組み方が分かりやすいと思う。FPによる変な遺言についての本よりいいのではないか。