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なぜ社員はやる気をなくしているのか 働きがいを生むスポンサーシップ みんなのレビュー

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みんなのレビュー31件

みんなの評価3.7

評価内訳

31 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

「若者」はけっして、「ばか者」ではない。

2008/11/29 14:06

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:リーマン・シスターズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自分の十年後、二十年後に位置している人が、会社からどういう扱いをされているかを、しっかりと若者は見ている。

 そして、やればやっただけ等と言われて、十パーセント未満の昇給、それは年功序列時代の定期昇給と変わらない事をとっくに見抜いている。
 
 派遣社員や契約社員と社員の差もとっくに気がついている。社員でさえもその行く末に、とっくに絶望している。

 数字上の「コスト削減」と悪魔にささやかれて、付加価値を生む無限の可能性があるモチベーションと言う名の大切な資産を失ってしまったのである。

 いまさら一体感回帰などと言われても、就業規則及び給料制度がそのままであることが、何を意味しているか、気付かないほどの「ばか者」では、けっしてないのである.

「せっかく一人ひとりが持っている知恵やアイデアも、チームワークの機能してない集団では、不思議なほど埋れてしまうことが多い」との著者の言葉がズッシリと腹の底に落ちていく一冊であった。

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紙の本

「日本的経営のよさ」を取り戻す

2008/11/18 00:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今の日本は「働くことと幸せになることが両立しない世の中」なのだそうだ。仕事にやりがいを感じ、いきいきと働く人が増えてきたとは言いがたい、と著者は言う。それは第1章に紹介されているアメリカの世論調査会社による会社への忠誠心の調査結果(2005年)にも表われている。調査対象の10ヶ国のうち日本人の働く意欲は世界最低だ!
 これは企業にとってはチームワークや組織力を十分に発揮できず、生産性が低いことを意味し、国家の国際競争力という点では国力を低下させる由々しき問題である。そうした問題を制度やシステムだけで変えようとしても、「人」に対するかかわり方を変えないと、問題は繰り返されると指摘する。本質は「人の問題、および組織の風土・体質の問題」なのだ。
 著者は企業風土・体質改革のコンサルタントを長年続けてきた方で、いろんな会社を見て、指導してきた。環境と前提条件さえ整えば、働く人の内発的な動機を引き出すことは難しくない、というように本書ではその環境と前提条件を整備して、組織風土・体質を変革する方法を説いている。自分の会社や組織を変えたいと考えている人には是非読んでもらいたい。
 かつて「日本的経営のよさ」だった「コミュニケーションのよさ」「情報共有の密度の濃さ」を復活させる必要性があると言っているように、簡単に言ってしまえば、それだけなのだ。 OJTが機能するような職場を作り上げ、価値観を共有していくことで働き甲斐を感じ、仕事への意欲や熱意が湧いてくるのだ。
 本書では新しいリーダー像を提唱していて、「スポンサーシップ」という言葉が出てくる。従来のリーダーシップとは異なり、部下一人ひとりを主役にする演出や、黒子的・世話役的機能を果たす人だ。部下と同じ目線で一緒に考え、答えをつくる。部下の主体性を強めて潜在的な力を引き出すようなリーダーシップである。それが相互の信頼感を醸成し、モノを言いやすくし、社員個人個人が一歩踏み出す勇気を支える「セーフティネット」になる。
 第6章では「人の主体性を活かし、質の高いチームワークを機能させられるような会社へ変わるための5つの条件」を挙げている。前出のスポンサーシップ、セーフティネットと、残り3つが世話人、参謀機能、コアネットワークである。トップをサポートする「世話人」、その世話人がトップの思いを伝える「参謀機能」、その世話人たちのネットワークが「コアネットワーク」だ。
 また、第5章では「プロセスデザイナー」という風土改革のサポート役も登場する。コミュニケーション不足の解消が変革の柱であるから、本業で忙しい中にも対話の時間が増える。それは覚悟しなければならない。そのプロセスデザイナーの役割の一つは対話する場をコーディネートすることである。
 ・オフサイト・ミーティング(気楽に真面目な話をする場)
 ・スポンサーシップ研究会(幹部陣向けの場)
といった場を作ることを勧めている。そうした場を通じて組織の風通しをよくし、意思の疎通を良くする。この変革により社員一人ひとりのモチベーションが上がり、能力を発揮し、また質の高いチームワークを作ることができれば、その組織の競争力は高まり、価値が高まることが期待できる。
 また、変革しようとする組織の規模も様々だと思うが、「気軽に変革していくことにトライできる環境を整える」ならより小さな組織から始めてよいと述べている。小さな単位で低いハードルから始めればいいのだ。日本人が自信を取り戻せば、日本はもっと元気になるはずだ。そのためにもまず自分の所属する組織から変えていく。すると会社が変わり、日本も変わっていける。

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2007/06/30 10:45

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2007/06/03 23:03

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2007/10/14 07:41

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2007/11/11 11:39

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2007/11/17 16:20

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2008/02/28 08:22

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2009/02/16 22:17

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2009/04/08 10:04

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2009/05/23 00:28

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2009/07/29 08:38

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2009/12/27 10:27

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2010/01/19 20:21

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2010/12/13 21:22

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