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しろがね編の短編集です。
最終巻として気持ちよく終わっていると思います。
表紙がすごくいいです!
千白と白雪なのもしっくりくるし、何よりすごくキレイです。
最後の短編は切なくなります。
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最後の短編「しろがねの普遍」が書けて本当によかったです。
読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。
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「星宿姫伝」シリーズの短編集です。
<しろがねの幸福>
白雪が朱月と一緒に旅をしていた際に、領主の館に滞在していたときの話です。
熱を出して寝込んだ白雪に対してほんとにやさしいパパぶりを見せる朱月が、実は白雪を殺そうと思っていたなんて、信じられません。
本編を読み終えたあと、こんな幸福な時もあったんだなぁって思いました。
<しろがねの運命>
白雪の母である白鷺の子供の頃のお話です。
夜鳩と琥珀の母である萌葱が互いに想い合っていたんだなってところとか、佳春が白鷺とは犬猿の仲だったところとか、明星は昔から姿がほんとに変わらなかったんだなぁとか、白鷺が祥琳と出会ったシーンとか、なかなか面白かったです。
<しろがねの騎士>
白雪の騎士である、蘇芳、青磁、琥珀、黒曜の子供の頃のお話です。
琥珀は全員が聖王と血がつながっていないことを知っていましたが、それ以外の3人も自分だけが聖王と血がつながっていないことを知っているけど、兄弟の関係が壊れるかもしれないと口をつぐんでいる状態ですが、みんなかわいいです。
<しろがねの伝言>
王妃葉子の元に残された手紙の封印を白雪が解くというお話です。
こんな手のこんだ手紙にどんな内容が書かれていたのかは気になりますが、本編では全く出てこなかった、葉子さんの容姿の変化ですが、月の半分は髪の色だけでなく体型まで変わってしまうというもの。確かにこれでは別人なので、混乱しますよね。
<しろがねの羽化>
白雪の誕生日にみんなが誕生日プレゼントを渡すっていうお話です。
あとで書かれている漫画と合わせて読むと面白いです。
白鷺が誕生日にあげていたという花火は、こんなふうにみんなから祝福された気持ちであげていたんですね。
<しろがねの普遍>
ひいなたちと外出したときの白雪の話を千白が聞くっていうお話ですが、あんまり面白くなかったです。