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タイトルはちょっと恐ろし気ですが、まったりほのぼのしたペースで、安心してゆっくりと読めるメルヘンラノベです。
主人公と妖精さん達の会話が、とってもなごやかで楽しいです。
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めちゃくちゃ面白かった。
主人公の飄々としてコミカルなキャラクターがとてもよく、衰退期を迎えたヒトの終末と巧くマッチしてる。
最後に挿入された報告書も、彼女の性格が伺い知れてとてもいい。
山崎透さんの挿絵も秀逸。
続刊、すぐ読みたい
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もはや未来の無い人類の、さながら老人のような、熱の無い優しい視点。
ほのぼの進んでいるけど、ちょっと選択を間違えると、妖精をとんでもない所へ導いてしまう、薄氷を踏むような緊張感も無いではない。
そもそも、こういう細々とした小動物がわーっと動いて、わーっと蹴散らされてしまうような、そういう姿を眺めるのが好き。
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ゲームシナリオライター・田中ロミオ氏の小説家デビュー作。
アニメ化も決定したことだし、これを機に読んでみた。
地上で繁栄していた時代は過ぎ、今となっては緩やかに衰退している種族・人間(=旧人類)。
代わりに地上で最も栄えている新人類は、「妖精さん」と呼ばれるちっちゃな種族だった。
人知を超えた技術を持つ不思議生物の妖精が巻き起こす騒動に、妖精と旧人類との仲介を図る調停官である少女が巻き込まれつつ記録していく物語。
衰退っていうと近未来SFみたいな、シリアスなテーマを扱うように思えるけれど。実際はほのぼの時々ブラックな雰囲気で、あまり深刻に考える必要はなさそう。
ストーリーは1話完結で読みやすく、故にものすごいクライマックスがあるわけではないけど、何にも増してキャラクターの台詞運びが秀逸。少女と妖精さんとのちぐはぐな会話が、非常にツボに入っておもしろかった。
雰囲気が好きになれるかどうかが勝負だろうなぁ。
私はこういう作品、大好きです。
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「わたし」の一人称で「妖精さん」との交流が綴られていきます。
本文から拝借すると、人間の文明は衰退し、人類と呼ばれるものは妖精さんと呼ばれるものに代わった世界がこの話の舞台となります。
起承転結といった体をなしていませんし、地の文に少々クセがあります。
しかし、妖精さんがひたすら可愛いので、設定と反してとてもほのぼのとした暖かい気持ちで読み進めることができました。
続編もあるみたいなので是非読んでみたいです。
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私はじめての物語。
ロミオの世界観はすごいなというただ一言。
他のロミオ作品も読まさせていただいていますが、
どれも不思議な空間をもつもので、
特に人類シリーズは、まさに妖精さんという不可思議要素が
これをよりよくしています!
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癒やされるラノベ。
ハーレムもアクションもありませんが、妖精さんはたくさん出てきます。
かといって、ほのぼのだけな話でもなく、かなりシュールでブラックな場面もたくさんあります。
言い回しや語彙がすごい巧みで、色々感服させられます。
個人的にかなりオススメしたい作品
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人類が衰退し、妖精が地球人類として反映している世界が舞台です。
一般的なライトノベルというよりは、絵本のような雰囲気です。
妖精さんのキャラクターがそれを加速させている感じがしますが。
ふんわりとしたような感じの小さな物語が2編というところですね。
前半、後半って感じではありますけど。
すごく楽しく読むことが出来ました。面白かったです。
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のんびりふんわりファンタジーかと思いきや、以外と学術的なお話も出てきて、妖精さんとは何ぞや…。深く追求したくなっちゃう不思議な交流記。最後のレポートは迫真の出来。本当にコイツらは存在するのでは…。
「私」の程良いへりくつにもクスリと笑わされる上手い文章。実際に言われたら、口ばっかり達者になりおって!ぐぬぬ…。みたいな?
妖精さんってナンダロナーとは思うのだけど、かわいいならそれでいいじゃないとも思う。
金平糖蒔いて妖精さんが寄ってくればいいのに。
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妖精さんがとてもかわいらしい。
おじいさんとわたしのやりとりが興味深く感じました。
考えれば考えるほど深みにはまるような。
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【読了】田中ロミオ「人類は衰退しました」 7月6冊目
2012夏アニメとしてスタートした「人類は衰退しました」。作品名はずいぶんと前から知っていたのだけれども、あまり積極的に読もうとは思っていなかった。しかしアニメ1話を見たらそのセンスにすっかりやられてしまって原作を購入。ちなみに、原作は途中でイラストレーターが変更になっており、入手したのは旧版。アニメのキャラデザは新版のほう。
この作品は児童文学的でもありながら、とてつもなくブラックな側面もあって、なかなかに深いものを感じる。おそらくはたまたまできちゃったというよりは、狙ってやっているんだろうという計算が随所に感じられる。だが、その計算が不快ではなく、むしろ心酔してしまうようなセンスに彩られているところが注目だ。
この作品の妖精さんは、個体としての生命体でありながら、群体としての生命体でもある。まぁそれは人間も同じなのかもしれないけれども、作中においてヒト人類の観察として妖精人類を描くことによって、つまるところ、人間をブラックに皮肉っているところが、なかなかに素敵な作品だと思う。
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アニメがうっかり面白かったので。
兄の遺品にあったのを思い出して引っ張り出した。
もう引っ張り出すだけで1時間はかかったんじゃないかしら。元兄の部屋は半年ですでに物置部屋になってしまっているので。最後は執念だった。
原作もうっかり面白い。
アニメのこれでもかって程のパステル色は、ちゃんと設定の一部だったんだ。
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1~6巻まで読了。
衰退期に入った旧人類と新人類として地球に君臨する妖精さん。
儚げな深窓の令嬢である主人公は、その両者の仲介をする調停官。
そんな主人公と妖精さんたちの心温まる交流を描いたファンタジー作品。
・・・ということはなく、人見知りするのに妙に図太い主人公が、妖精さんの巻き起こす不条理な事件に巻き込まれたり、巻き起こしたりするコミカルなお話。
シュールでシニカルでエスプリが効いていてウイットに富んだジョークに、ニヤっとさせられること請け合い。
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妖精さんがとにかくかわいい!
妖精さんを観察する仕事とか、羨ましい。
人類が衰退してしまった世界なので、色々今とは違った大変さが色々あるんだろうけど、とてもほのぼのしました。
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「ほろびうけいれるのもたまにはいいです」
被虐的ー。
「どえむさんですね、あなたは」
つん、と指でつついちゃいます。
「あー、もっとー、もっとーもてあそぶですー」
(P.182)