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「準拠枠」という言葉が心に残った。
A相手の行動、言葉→B自分の感情、と考えてしまいがちで、「こんなことを言われて腹が立つ」という結論をだしてしまっているけれど、この本曰く、
A→C自分の準拠枠(思い込み)→Bとなっている。
つまり、相手が自分の感情を引き起こすのではなく、相手が自分の考え方に刺激を与えて、感情が引き起こされるという。そう考えると、自分の感情を引き起こすのは自分であって、それは相手に説明をしない限り伝わらないことだ。
ちょうど会社の上司との人間関係のことで悩んでいたと頃だったので、冷静に考え直すきっかけになった。
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83 人を傷つけてはならないという思い込みの裏には、配慮のない人に対する攻撃心が潜んでいる。(一見、視野広く配慮に満ちているようだが…)
相手を傷つけてしまうことはある。その場合は傷つけてしまったことを認め、どう修復するかに心を砕けばよい。
傷つけることもあると覚悟する。
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アサーショントレーニングやDESC法などうつ病治療にも用いられている考え方が図解や例を交えてわかりやすく説明している。
実際に対人関係に使ってみないとできるようにはならないがそのきっかけにはなる1冊だと思う。
相手の気持ちも尊重しつつ、自分の気持ちも伝える。相手も自分もOKというある意味平等な考え方を持ちつつ、きちんと気持ちを伝えるための方法が書いてあった。
人によっては感じ方はさまざま。自分の感じ方をまず考え、そこを見つめることで適切に表現する。自分はを主語に責任を持って自由に生きていきたいと思えた1冊であった。
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相手には相手の「枠」がある。自分には自分の「枠」がある。国には国の「枠」がある。
この本はその考え方をベースに、思い込みを排除しつつ、DESC法や論理療法なども取り入れ、お互いの枠をうまく理解しながら話を進める方法を示す。
基本構成は2ページに文章半分、イラスト半分となっており、文章だけでは伝わりづらい部分をイラストでカバーしていたり、その場で文章→イラストで複数が完了している状況で、わりと良い構成なのではないかと思う。
とかく付和雷同で失敗を恐れがちな日本人には、こういう正しい知識は必要と感じる(という自分枠)。
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ひところ流行った図解シリーズで、見開き2Pで1項目を使う形で、図やイラストを使ってわかりやすく解説している。
章立ては
1.自分の表現する限界・工夫ができること
2.あなたの自己表現のタイプは(主な3パターン)
3.なぜうまく自分を表現できないのか(阻害するもの)
4.アサーション権について
5.思い込み(非合理)をなくすと生きやすい
6.言語を使った上手な表現方法について
7・言語以外の上手な表現方法について(視覚、聴覚、文化的な背景)
8.自分の感情の表現方法(喜怒哀楽、言行一致、怒り)
大ヒットした本らしいので、一度は読んでみてもよいと思う。
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ちょっと物足りない気もするが、シンプルで分かりやすかった。
人間関係で悩んでいる人には、すごくいい本だと思う。
本文より↓
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・アサーティブとは主張する事だけではなく、主張しない決心をすることでもある
・過去と他人は変えられない。思い通りにならないことに苛立ったり、致命的だと放棄せず、状況を改善する方法を探れば、そこに道が開かれていくでしょう
・「感情は自分のもの」であり、自分の責任で表現できるもの
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自身の気持ちを伝えすぎてはいないか、抑えすぎてはいないか、はたまた、きちんと理解出来る話し方をしているか。
アサーティブな話し方、時々振り返り読んで立ち止まって考えたい。
バランス大事。
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心理カウンセラーから、勧められて読んでみました。本自体も先生が貸してくださったものです。今の自分にはピッタリの内容出したし、非常に
わかりやすかった。他の著作も買って読んでみようかと思いました。この本も買って手もとにおいておこうかな。
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この本はとても良かった。
文章も読みやすいし図解も分かりやすい。
アサーション=お互いを大切にしながら、それでも率直に、素直にコミュニケーションすること。
言うは易し、思うも書くも易しですけどね。
コミュニケーションに悩む人におすすめ。
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内容はともかく、日本語と図解が不親切で混乱してしまう本だった……。
それこそ準拠枠について考えるよりも、日本語として本当はこう書来たかったのでは? という表面的な言葉の解釈からしなくてはならず、読んでてしんどくなってしまった。
準拠枠、DESC法など、実際的な概念やスキルの説明があるのはよい。
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たしかにそうなんだけど、それが難しいよねという感想。
相手を尊重して自分の意見も尊重してそれで話し合う。理想である。それが難しい。
非主張的な自己表現:自分の気持を言わない、言い訳がましい、消極的
攻撃的な自己表現:主導権を握る、優位に経とうとする、物事の勝負を決める
アサーティブ:自分の気持を正直・率直・その場にふさわしく述べる。相手にもそれを推奨し、歩み寄る
自分の気持を認識するために、感情に主語(私は)をつける。
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他人に対して怒れない、常に顔色を伺う自分にとってはあまりヒントを得られなかった。
・常に言葉でのコミュニーケーションには、認識のずれがあるのは当然
と考えるというところは確かになと感じた。
相手との認識がずれていないかは細かく確認しながら
話を進めていこうと思う。
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アサーションは、相手のことを尊重しながら正しく自己主張する技術。テクニックとしてはなんとなく知っていたが、深い理念的なことも書かれており、目から鱗。アサーションについてもっと学びたくなった。
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自己表現をしすぎる人もしなさすぎる人も読んで見てほしい本.自分の主張はするけれど,相手もきちんと立てることの重要性を知った
あと主張しないでわかろうとすることが傲慢なんだと思い知った
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この本では、タイトルのように、自分の気持ちをきちんと伝える技術について書かれています。
特に、お互いを大切にしながら、それでも率直に、素直にコミュニケーションすることについてを深く書いており、この技術を「アサーション」といいます。
この本で感銘を受けた点は一つます。
それは、自己表現で重要なことは、言いたいことが伝わるかどうかではなくて、自分の気持ちが適切に言えるか否かという点です。
この言葉が意味するのは、言いたいことが伝わるかは受け手次第だけど、自分の気持ちをはっきりと相手に伝えることは自分次第でできるということです。
自分の主張を自分の気持ちとして表現することで、相手に同調を求めずに自分の意見(気持ち)を伝えることができるということです。
注意点としては「相手の権利を侵さないこと」が絶対条件です。
自分の気持ちが「相手に対するネガティブなこと」でそれを相手にそのまま伝えることは、相手の権利を侵す行為になるしアサーションにも反します。
言葉を伝えるためにはおだやかなココロを手に入れるコトと、自分の「気持ち」で会話をすることが重要だということがわかる本でした。