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2007年の一押し! トーンは暗めですが、筆致の正確さやちがった主観を見せる手際などは他の追随を許さない。
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短編集。素晴らしい短編集。最初、彼女の描く世界に入り込むまでに少し時間がかかってしまったけれど、入り込んだらもう!にやりと笑ってしまう、とぼけたおかしさの中にある、全ての人間を象徴する悲しみ!そして、最後まで読んでよかった。
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老人(老女)、男と女、エイリアン・・・・不思議な味わいの短篇集。作中の老女の、老女になってなお、‘ある’より‘する’がいいとする気概に打たれる。
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人目につかない存在、老女、不完全な存在が語り手の作品が多い。フェミニズムの匂いがする作品も。こういう不思議な風味の小説でユーモアが共存するのも特色。『自負と偏見』をパロった掌編も面白かった。「見下ろせば」もよかった。
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《目次》
・「私はあなたと暮らしているけれど、あなたはそれを知らない」
・「すべての終わりの始まり」
・「見下ろせば」
・「おばあちゃん」
・「育ての母」
・「ウォーターマスター」
・「ボーイズ」
・「男性倶楽部への報告」
・「待っている女」
・「悪を見るなかれ、喜ぶなかれ」
・「セックスおよび/またはモリソン氏」
・「ユーコン」
・「石造りの円形図書館」
・「ジョーンズ夫人」
・「ジョゼフィーン」
・「いまいましい」
・「母語の神秘」
・「偏見と自負」
・「結局は」
・「ウィスコン・スピーチ」