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NHKスペシャルの番組本。番組も見ましたが、活字で読むのもいいですね。グーグルの背景を知りたい方は一読を。図書館予約数は6(07/08/04現在)です。
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2007/08/28(初)
Googleに関する一般的なことは知っていたけど、最終章が面白かった。
KDDIにはGoogleの方から近づいたんだ・・・
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NHK取材班によるGoogleの取材記録・・のような本です。ページ数の割に、かなり詳しく書かれています。
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2007年1月21日に NHK 総合で放映された「NHK スペシャル“グーグル革命”の衝撃,あなたの人生を“検索”が変える」の番組をまとめた単行本。1000 円と価格が安く、簡潔にまとまっている。Google が NHK に取材を許可したのは、日本では Google より Yahoo! の方が知名度が高いからなのでしょうか?
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グーグルの本社を訪ねるNHKのドキュメンタリーを文章化。なんとなく、金持ちってバカって気がするんだけど、天才とバカは紙一重っていう感覚を持ってしまうのは何故だろう。それはそうと、グーグルってスゴいんだなーと、漠然とした思いに駆られる一冊。
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グーグル内部に実際にNHKの取材班が入り込んだ。グーグルの提供するサービスや恩恵に与る人々について書かれている。
グーグルのすごさや素晴らしさだけでなく、危険性についても書かれているところがよかったです。一人一人の好みに合わせてくれるというのはいいけれど、好きなものばかりを見ていて視界が狭くなるのはよくないことだとも思いました。これからインターネット世界がどういう方向に行くのかわかりませんが、時には疑い思考してみることも大切だと感じました。いろいろと考えさせられる本でした。
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なかなか考えさせられる本。
Googleが暗示する未来の情報社会の姿。
個人が処理しきれないほどの情報が溢れ、もはや生活に不可欠となったインターネット。Googleに代表されるような検索サイトは、本当に正しく公正に社会の姿を映し出しているのか?
また、私たちはGoogleが提供する利便性のために、どこまで個人情報を彼らにゆだねられるのか?
国境や言語を越えて広がり、ごく普通の人々の実生活にまで深い影響を与えるようになったGoogle。私たちはどのようなルール(法律)をもって、彼らに向き合っていったらいいのだろうか?
読み終えると、ちょっとドキドキして。ちょっと不安になる。
それにしても、Googleって、民間版のエシュロンみたいじゃないですか?
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とくに目新しいことは無かったかな・・・。
ただ、検索というインフラがもたらす個人の知識形成の仕方の変化はなんとなく実感あり。
覚えなくても検索でいいじゃんという意識はかなり危ないんだろうな・・・。
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確かに、グーグルの利便性は衝撃的だ。部屋にいながら、ある意味 距離も時間も飛び越えて、何でも『検索』できる事は、素直に「便利」であるが、何か怖い気もする…。
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ヤフーよりグーグルの検索のほうがよくヒットする、位に思っていたが、「情報をつかさどる現代の神」グーグルは、人類のライフスタイルを変えるかもしれない。
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テレビ版のNHKスペシャルで取り上げられた取材をノンフィクション化したものです。
グーグルの成長を支える技術者集団は、コンピュータサイエンティストと呼ばれます。超一流のプログラマが仕事をする現場は、遊ぶもので囲まれています。アイデアを創造し、誰よりも早く世の中にリリースする現場は憧れます。
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後輩のmixiに紹介してあったので読みました。
・アルゴリズムを予想して検索上位に乗るためのビジネス
・特定のキーワードで多くのサイトが特定のサイトを表示することで
希望する単語で希望するサイトを上位に載せるGoogle Bomb
・個人情報について
などが興味深い一冊でした。
私はGoogleの検索、Google Adsense, Gmail, Google bookmark
G calender, Google group, Google talkと多くのサービスを
Googleに依存しています。
でも、その多くのサービスで個人情報を
提供したり、検索履歴を保存される事で
プライバシーにあたる趣向や趣味なども
特定されているでしょう。
ちなみに、Googleのaccountを持っている人は
検索履歴というものが保存されていて
私の場合2006年からありました。
検索単語を一つ一つ振り返ってみたら
色々と思い出せるかもしれないですね。
でも、本人が覚えてない事を保存されている事が
嫌な人にとっては嫌なのかもしれないですね。
それでも、私は利便性を追求してGoogleを使い続けますがw
気になる一言があったので紹介。
東京大学の小宮山総長の発言です。
「二十世紀初頭、人類はアンモニアの合成に成功し
それはノーベル賞をもたらした。光の面は肥料が合成できるようになり
一気に農業生産が拡大したこと。一方で爆薬をチリ硝石に頼らなくても
済むようになり、その結果ドイツは第一次大戦を起こす決心を固めた。
あらゆる技術には光と影がある。
グーグルはその落差がかつてないほど大きいのかもしれない。
そこに僕らは不安を感じる。なぜなら、人間の脳、人間の知に直接
関係するからだ。爆薬が作れるくらいの話とはわけが違う。」
そうですね。これから、無防備に何も考えず
提供するのは考えものかもしれないですね。
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【目的】
1.グーグルについてのストーリーを知るため。
2.書店にてパッと確認した限りで、今出ているグーグル本の中で最も広い視点にて記述されたように見えたから。
3.グーグルに関わることで儲けている人の逸話も知ることで参考としたかったから。
【得られたもの】
グーグルの検索結果に対して何も疑問を持たないという姿勢からの脱却。
※決してグーグルが嫌いになったわけではない。基本的に、世の中のありとあらゆる知識を整理するという理念に共感する。またグーグルの提供しているアプリケーションには常に驚かされ、楽しみにしている。
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【感想】
さすがNHK。
広範な取材と、ここまで多角的な視点を盛り込んで1000円とは、圧倒的にROIが高い。
若干硬い感じの文章も含めてNHKらしい。
インターネットを利用する我々にとって、今やGoogleは無くてはならない存在になっている。
もともとの主要な機能である「検索」にしても、GmailやGoogle Earthなどの画期的なアプリケーションにしても。
利用者である我々はGoogleで検索する時に、どのように順位付されているのかを明確には知らない。
ただ、そこに並んでいる順番を見て、ついつい上から順にアクセス数が多い=信頼性が高いと勝手に思い込んでネットサーフィンをしてしまいがちではないか。
本書を読むことで少なくとも私にとっては「疑う心」を失ってしまっていたことに気がつかされた。
本書での姿勢は、どちらかというとこの「疑いの心」を持って接することが貫かれていたが、一方ではそれでも大きな可能性と企業自体の魅力を感じさせてしまうGoogleという企業が空恐ろしい。
もっと深くGoogleについて知りたいと思うようになった。
次に読んでみたい本
『Googleを支える技術』
⇒検索のロジックや、複数のコンピューターを接続して他のシステムでは実現できないようなパフォーマンスを発揮する方法について書かれていることを期待
『クラウド化する世界』
⇒まだ読んでない。グーグル、アマゾンなどのweb2.0を代表するような企業を含めてITについての社会の流れを知ることができそう。
著者ニコラス・G・カーの前著『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』も、非常に納得共感できる内容であったため非常に期待。
【アンテナワード】
○世界のIT業界の天才たち、グーグル幹部へのインタビューを通して感じられるのは、「何ができたら楽しいか、利用者が真に何を求めているのか、どうしたらそれを早く提供できるのか」をひたすら追い求める、恐ろしいまでの強烈な情熱である。
インターネットが社会に与える本質的なインパクトの一つが、消費者が物の価値を判断する決定権を握ることだとすれば、徹底的に利用者の視点に立ち、柔軟な発想から次々と生み出されるグーグルの新しいサービスが、世界のネット利用者の心を捉えているのは、むしろ当然ともいえる。
○「検索」が人々の日常生活にこれほど���く入りこんでいるにもかかわらず、検索結果がどういう順序で決められているのか、ネットの向こう側で何が起きているのか知らないままに、多くの人が検索を利用しているのが実情だ。
○創業者のサーゲイ・ブリンの話
「従業員にとって働きやすい環境を作ったというのが私たちが達成した最高のことの一つだと思います。基本的に、高い技術でソフトを制作している私たちの業界では、世界で最も優秀な人材を求めています。本当に優秀なソフトエンジニアは平均的な人の十倍、百倍も生産性が高いのです。だから待遇を良くし、仕事をすることを誇りに思うような、働きやすい環境を作ることに努力をしています。それはいわば楽しくてワクワクするようなことですから、世界を変革したり、仕事を頑張りたい人々をひきつけるのです」
⇒
◆まさにリーダーやマネジャーというような立場にある人が意識すべきことかと。
最も優秀な人が集まるように、魅力的な環境をととのえる。
自分もやらなければ、、、。
○「あるページは根本的に、それほど重要ではない。それで、ウェブのリンク構造を分析する方法を開発し、すべてのウェブページの重要性を判断するようにしたのです」
○ニュースの自動編集の仕組みはこうだ。まず、クローラーと呼ばれる巡回ロボットがネット上の記事を集め、クラスタリングという技術で、「大学」、「株価」などテーマごとにグループ分けをする。次に「情報に対する関心の高さ」という指標でニュースを分析する。同じ話題を取り上げているサイトがどのくらいあるのかで関心の高さを測る。また、ニュースの発信者についてグーグル独自の格付けを設けており、これらの総合評価でニュースの順番が決まる仕組みだ。
◆「重要度」、「情報に対する関心の高さ」などを人間が判断するのではなく、コンピューターに自働で判別させてしまおうという発想にいたったことがすごい。
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グーグルの歴史からビジネスへ与える影響まで情報量豊富です。
光の部分にばかり焦点が当たっている梅田望夫氏と違い、
グーグルによって起こっている変化が客観的に取材されていて◎。
検索によって知られていない企業等にもチャンスが与えられているが、
これから増えていくであろう検索関連ビジネスのより結局元の力関係に戻るのではないだろうか
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グーグル誕生から発展までを、
経営幹部のインタビューもふんだんに交えながら追う。
googleの理念、仕事環境、業務体制、これからの展望
これらは私の想像を超えていた。
素晴らしい企業であり、ある意味恐ろしい企業。
東京大学の入学式の式辞での小宮山総長のこんな言葉が心に残った
「皆さんには、『常識を疑う確かな力』を養ってほしい。
学問的な疑いの直感は、その人の頭の中で多様な知が関連付けられ、構造化されて初めて働くものだ。
知を構造化することと、大量の情報をもつことは、全く異なる。」
googleは確かに、すごい。
googleを使えない者は、情報の波におぼれてしまう。
でも、その情報全てが真実とは限らないし、
googleの検索で1位にでてきた情報が1番確かな情報とも限らない。
私達はいつも疑いながら情報を自分で選り分け、自分の知識を構造化いかなければならない。