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自分の人生に一番いい結果を出す幸福術 ヒルティの名著『幸福論』得生かし方 シンプルに考えてこの手を打て! みんなのレビュー
- ヒルティ (原著), 齋藤 孝 (訳・解説)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:三笠書房
- 発行年月:2007.6
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紙の本
幸福になるための第一条件は仕事
2010/11/09 01:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒルティの名著『幸福論』は幸福な人生を送るための秘訣の集大成。その『幸福論』を訳者の齋藤氏がエッセンスを抽出し、解説を加えた本。全部で76の「幸福術」が紹介されているが、訳者はいずれも「具体的ですぐに実行できることばかり」と太鼓判を押す。
解説にもあるように、ヒルティは「一番簡単に最高の幸せを得る方法」は「人生の中で一番長く使う時間を幸せに過ごすこと」と言う。つまり、仕事をしている時間を幸せに過ごすことが大事だということだ。仕事が金を稼ぐためだけの労苦でしかない者にとっては、苦痛以外の何ものでもないかも知れないが、そんな仕事(労働)であっても幸せに過ごすための方法を中心に本書では述べられている。
世間では失われた10年だの20年だの言うものだから、なかなか明るい展望が見出せなくなっている我々日本人。一人当たりGDPでは既に世界でも低順位。GDPでは幸福度は測れないという議論も最近はあるが、それにしても物質的には豊かになったが、幸福度はどうなのだろうか?幸か不幸かなんて主観的なものだから測りようもないとは思う。
本書には「幸福や成功はしばしば、不幸や失敗の先に待っているもの」という言葉がある。その先に行くためには前に進む勇気が必要だ。今は多くの人が立ちすくんでいて吹くかどうかも知れない追い風を待っているか、あるいは勇気ある者は迷いながらも前に進もうともがいている。じっとしていても得られる幸福もあるかも知れないが、明日死ぬかも知れないと考えれば、失敗を恐れず、まずは一歩前に進む方を私は選ぶ。たとえ今が不幸だとしても「幸福の種」と考えて、何度でも乗り越えていきたい。
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