紙の本
危険な状況で無力な存在を成長させるには
2009/05/21 21:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻で登場した強力な名詠の触媒である孵石、2巻で登場した灰色名詠、そしてイブマリーとカインツがそれぞれ遭遇した存在たち。これらの要素が、学園への侵入者、クルーエルの能力の開花、ネイトの成長という出来事をキーとして、一つの流れを生み出しつつある。
実はこの物語で最も重要な人物は、エイダなのではないかと思う。彼女がいなければ、数々の襲撃に対してなすすべもなくやられるだけだったろう。終盤になると、どうしてもクルーエルやネイトが派手に描かれがちだけれど、これからも最後の守り手として活躍していくだろう。
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ちょっとだけ、微妙になってきました。
主人公の女の子の方が、苦労せず、強くなっていくのが・・・。カインツにしろ、イブにしろ、才能はあっても努力もしているっていう感じがあって好きだったのに・・・。
世界観は相変わらず、きれいで、いい感じです。
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やっぱり面白い。この巻だけで気になる事柄がだいぶ増えました。最後まで読んだらまた初めから読んでみたい。そう思えるくらい気になってます。うずうずしてます。
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詠使いシリーズ3巻。
2巻で「役者は揃った」感があったからか、ちゃぶ台返しのように怒涛の展開。
4巻はもっと凄そうですが…。
クルーエルの能力は、「資質」で済まされるものではなさそうです。
実際敵にも「化け物」呼ばわりされてるし、彼女の存在そのものにかなり大きな秘密がありそう。
てか、それって彼女だけじゃないんですが…。
彼女とネイトは容姿そのものが「触媒」になりそうなくらい自分の「色」に
近い存在なんですよね。
あとこの2人に凄く近いのがエイダ。彼女はさすがに目まで白くないですが、そのあたりは「詠使い」でない違いもあるし…
あと、今回キャラの名前にも深く突っ込みましたね。
ネイトの名の意味は「夜明け」。これって新キャラのサリダ姐さん(漢前)の「何故「夜色名詠」でなければならないか」の答えの一つのように思えます…
まさに彼こそが夜色を体現してるのかな?みたいな。
で、クルーエルは赤(緋)に限りなく近いですが、
彼女の名もまさに「緋色の誓約者」との事。
そして彼女ともう一人「赤」の名前を持つのって…カインツさんですよね?
もうとっくにあちこちで出ているのではと思うのですが、作中での赤の表記
「Keinez」…カインツって読める気がするんですが…
彼やサリダ姐さん含む「イ短調」のメンバーは現時点では皆好みです(笑)。
そういえば、イブマリーさんの髪の色にはっきり「黒髪」とあります。
コレを踏まえるとやはり黒でも良かったかもしれないのにあえて「夜色」なのはやはり夜色を体現したネイトがいるから…かな?
赤と夜色、なんて単純な話ではないと思うので、他の色もどう絡んでくるか楽しみです。
特に気になるのは「夜色」に一見近い「青」でしょうか。
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ようやく物語の本筋が見えてきた感じ。。。ではあるが、読み進めるほど謎が出てくる;;
ネイトもクルーエルも一歩一歩成長しているようなので、先が楽しみです。
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どんどんとクルーエルとネイトが仲睦まじくなって行く様はまだ恋愛と形容できるほどのものではなく、そこがとても可愛らしくていいです。
お互いに信頼できる仲間と自分の持っている力への戸惑い。
やさしい物語です。
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三巻目にして、ようやく物語の本筋が動き出した感じ。
お話が進むにつれて謎がどんどん増えていく!
うん。いい感じだ。
クルーエルの正体はいったい何なのか?
彼女とネイトが出逢ったのは、仕組まれた運命なのか?
それに謎の灰色名詠士や三年前の出来事や、イブは関わっているのか?
そして、最後に虹色名詠士が出逢った少女は?
う〜、次巻の展開がすごく気になる!
今巻では、やっぱりクルーエルが圧倒的。
でも、それを支えているのは、ネイトなんだ。
ただ、早くもっと頼りがいのある男になろうね、ネイト(笑)
ちなみに、そろそろ夜色飛びトカゲくんが再来するかと思ったけど、
それはまだみたい。もったいつけるなあ(笑)
物語はまだ序章のよう。
これからのお話がすごく楽しみだ
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次から次へと謎が出てくる巻。 突然倒れたクルーエル、見えない敵、エッグ、灰色名詠。 最終的にどうなるのか、とても楽しみ。
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間の回想がクルーエルの存在をより不思議なものに魅せてて今後解き明かされるだろう謎に期待。ネイトの覚醒はまだまだ先っぽいけど片鱗は見せつつ。いろいろ動き出すあたらめての序章な感じ。エイダとかサリナルヴァとかミオとか、サブキャラも魅力があって個人的には好きです。
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明確な敵(?)も現れて、話が動き出してる感じ。
セラフェノ音語自体の持つ謎、続きが気になります。
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3巻は本当に息もつかせない展開で、一気読みしてしまいましたね!
明確な敵が分かり、目的も徐々に明かされていきますが、まだまだ真相には遠いです。
でもその真相のカギを握るのは主人公達で…。
進むテンポ的にはちょうどいい感じだなぁと思います。