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おすすめ度:95点
03年後半戦。ダイエー対西武戦。一回表一番打者知三郎は本塁突入時に左腕を怪我。山田は知三郎の回復の時間稼ぎのためファールで粘る。実に19球目の打球はセンター前に抜ける当たりも川崎宗則が超美技。打順間違いによる岩鬼の幻の本塁打もあり、西武が勝利。
03年日本シリーズ。ダイエー対阪神戦。ダイエーが4勝3敗で日本一。王監督が宙を舞う。
だが、その日本シリーズの華やかな舞台の裏でプロ野球を揺るがす大激震に崖渕総裁が決断を下そうとしていた。
9年目を迎えるいわゆる山田世代は全員がFA宣言、メジャーを目指すこととなった。
山田(西武)、岩鬼(ダイエー)、里中(ロッテ)、殿馬(オリックス)、微笑(巨人)、不知火(日本ハム)、坂田(近鉄)、土門(横浜)、影丸(中日)、犬神(広島)、中(ヤクルト)、武蔵(阪神)の12人である。
全日本がアテネ五輪代表の座を手中にした2日後、土井垣(日本ハム)、小次郎(ダイエー)も加えた14人が東京のホテルのとある一室に集められる。
日本プロ野球総裁崖渕壮兵衛より、日本プロ野球をひっくり返す驚天動地の提案が発表される!!!