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元大手外資系証券会社アナリストの七森恵子は、ある事件をきっかけにフリー
の金融探偵に転身した。数々の潜入調査のなかで、ひとりの天才詐欺師の存在
に気づいた恵子は…。
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金融アナリストと詐欺師の話?
金融に関してはめっちゃ疎い私なので、(アナリストって何?)そういう点での「面白い」はなかったですが、ラストの、詐欺師をハメるところは面白かったです。
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金銭詐欺にまつわるコンゲームの話で、主人公の恵子がきりりとして、かっこいい。大掛かりで難解な詐欺事件を恵子がいろんなトラップを仕掛けて解いて行く過程が、カッコいいんだけどスピード感はあまり感じられず、引き込まれていっきに読んだという風ではなかった。
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この本で核となるキーワード。
「詐欺」
人を騙す、欺くことに自信のある人は、一度読んでみては如何でしょう。
けど、人を欺いた罰は、必ず自分に返ってきますよ。
主人公は元アナリスト。
経営の分野が多く書かれていることもあり、少し難しかったです。
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会社の内情を調べる金融探偵の 七森恵子
色んな会社へ潜入調査していくと 詐欺師のグループが浮かび上がる
楽しく読めました
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詐欺会社のアナレポートを書き、クビになった主人公が、夫を自殺に追い込んだ詐欺グループに挑む婆さんに依頼され解決を図る
最終話が犯人目線になる。どんでん返しというより、コナン状態でずるい
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元証券アナリストの七森恵子は、現在「金融探偵」業をしている。投資家からの以来を受けて企業を調査するのだ。
5編の連作だが、真壁杏子というクライアントの仕事として一貫している。それは、恵子がアナリストを止めるきっかけになったある事件に結びついてくる。
同じ探偵仲間で恵子に好意を抱くサッカーフリークの如月浩二郎とのコンビで、一連の詐欺事件の全貌があきらかになってくる。そして、クライアントの正体は…。
いつもながら、読みやすい井上尚人で、シリーズ化しそうな雰囲気だ。
題名のクロスカウンターの意味は、最後のお楽しみ。
2009-02-04
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元証券アナリスト、現在「金融探偵」の七森恵子を主人公するシリーズ第2弾。連作短編集。
裕福な未亡人である投資家の依頼を受けて、調査対象の会社に派遣社員等で潜入調査を行う。
表面からは見えない会社の実態などが面白い。
パートナーである如月浩二郎、のほほんとしていて今回もいい味をだしていた。
(図書館)
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主人公・七森恵子は、外資系証券会社でアナリストとして活躍していた。
あるベンチャー企業に対し、最上級の褒め言葉を使って将来性があるというレポートを書いたが、企業は倒産し顧客に損害を与えてしまった。
結果、恵子は職を終われることになった。
最初から仕組まれた倒産であり、詐欺だった。
そして恵子は「金融探偵」としての活動を始める。
「日本回流文書図書館」の設定が面白かった。
あらゆる怪文書を集めた図書館。
もしも実際にあったら、きっと多くの人たちがいろいろな理由で利用することだろう。
もしかしたら、すでに本当に存在しているかもしれないけれど。
転職の原因となった詐欺事件に深く関わっていた男を恵子は探し続けていた。
だが、真の黒幕は別にいる。
警察は黒幕まではたどり着けず、詐欺事件を追う恵子たちはある計画を実行する。
最後に用意されていた大舞台。
資金と人力がなければ実行できない大芝居だが、悪人には罰を!!という被害者たちの強い思いもわかるような気がした。
専門用語も多く、途中からはまったく先が見えなくて頁をめくる手も重くなってしまった。
最後まで読み終われば「なるほど」と納得ができる結末だったが、中だるみのような中盤はちょっときつかった。