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紙の本

パットンとロンメル

2008/07/28 02:04

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 軍事史の専門家がパットンとロンメルについて書いたノンフィクションです。
タイトルを聞き、パットンとロンメルって一度も戦ったことないのに
(実は、これ誤りで本書によると北アフリカでニアミスが一回)
比較してもしょうがないじゃないと思いつつも読んでみました。
 しかし、第二次世界大戦で戦った将軍で知名度といえば、
やっぱりこの二人かなぁ、、とも思ったりしております。
 
 時系列を軸に、パットンとロンメルの二人を生い立ちから、
青年時代、第一次世界大戦、第二次世界大戦までそれこそ、軍事面のみにあらず
人間面まで丁寧に(最初は、もっとおおざっぱな本か思っていました)描いてあり、
内容は、かなりあります。(思ったよりタフだった)
 ただ、唯一残念なのは、写真は兎も角、地図が一枚もないことです。
戦記物で地図がないと、特に陸戦関係では、どういう風に部隊が展開したのか、
文字で追うだけでは、限界があります。

 全く共通項のない、この二人、
パットンは、時代錯誤(腰に二丁拳銃)で、誇大主義、大言壮語、猪突猛進で
アメリカでいうところのガッツ、精神面を重んじます。
そして、第二次世界大戦では、機甲部隊を指揮しましたが、騎兵隊の出身。
一方のロンメルは、控えめで、派手さより勤勉で実直を重んじます。
 こちらも、機甲部隊を指揮するも、出身は、歩兵。(第一次世界大戦では、精鋭の山岳部隊)
ところが、共通点がありました。
スタイルは、全然違うものの、第二次世界大戦で始めてその効力を最大に発揮した機甲部隊(機械化部隊)
の最も目に付く一次面、火力と装甲の次、機動力というものに早くから目をつけ、
兎に角、機動することで、戦略的に自軍を有利にもっていくという戦術思想です。

 早い話、相手を圧倒するため、二人とも、兎に角、動いて、動きまくったわけです。

 読む前から、ロンメルの方が好きで、こっち のことが知りたくて、
パットンは映画(パットン大戦車軍団)も見たし
どっちでもいいなぁって思っていたのですが、
 年をとるごとに、大言壮語がひどくなり部隊の私的使用までするパットンのほうこそ、
伝記というか、人間的には、面白いなぁとも思いました。

 又、当たり前ですが、この二人と言えば、
機甲部隊、戦車というキーワードも外せません。
二人の物語であると同時に機甲部隊の利用、戦術、戦略史でもあります。

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