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紀元前から16世紀まで存続したマヤ文明。水の確保が困難な地で、2000年もの
繁栄が続いたのはなぜか。その謎を解明する。NHKスペシャル「失われた文明」
の書籍化。恩田陸による書き下ろし紀行エッセイ収載。
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写真がたくさん◎小さな恐竜がいっぱい…(笑)これが「上と外」の世界かぁ〜 恩田陸(作家)の旅行記、梨本英央(NHKディレクター)のマヤ繁栄の考察、中村誠一(考古学者)の遺跡解説
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恩田氏の紀行文にも誘われて買ってしまった。ビジュアルで大変○。おかげで「上と外」を読み返す羽目に。
20071207
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どこまでも続く緑のジャングルを、スペイン語が飛び交うバスに揺られて数時間。やがてジャングルが開けてマヤの遺跡が現れる。
春分の日まで2週間、という惜しい時期の旅だったのだなぁ。
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ネットワークが支えた豊穣な2000年。
密林に栄えた上質な王国。
NHKスペシャル「失われた文明」の書籍化
恩田陸書き下ろし紀行エッセイ収載。
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恩田作品をたくさん読んでいる人なら、
マヤと聞いてピンときたはずである。
恩田さんに、本書の話しが回ってきたのも
NHKのプロデューサーが「上と外」を読んで
この企画に推薦したくれたのだそうだ。
素晴らしい巡り合せです♪
「上と外」はマヤ文明の遺跡を舞台にした冒険譚。
密林の地下に「あるもの」が存在するという設定になっている。
恩田さんは、マヤどころかアメリカにすら行った事がなく
すべて資料からの空想と直感で書いたものらしい。
しかし!実際に近年、「あるもの」が見つかったらしい。
(ネタバレになるから、伏せます)
本書を読みながら、自分が想像した景色と
同じ景色が写真の中にあるのですよ。
苦手だったマヤが、わかり易く面白く綴られています。
マヤ文字の解析が遅れた原因は、オタクだったらしい。
映画『スターウォーズ』に出てくる、反乱軍の秘密基地も
マヤの遺跡の中にあるらしい。
更に、法隆寺を実際に見てみたくなる。
恩田さんのエッセイ。実に楽しく読ませて頂きました。
他2名も書いてますが、少し専門的な話になります。
でも写真も多いし、文字も大きくて読みやすいです。
滅亡へのカウントダウンが始まっている今
そのヒントがマヤにあるのではないでしょうか・・・
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恩田陸は、結構エッセイの中で題材をぽんぽん出してくるので、ちょっとにやにやしながら読んでしまう。
真っ赤な葉をつけた木が森の中に点在するのが目を引く。これが名前だけは知っていた火炎樹で、ほんとうに燃えているような赤だ。(ついこのあいだ読んだ、「六月の夜と昼のあわいに」の、「約束の地」に出てきた。仏壇も浜辺も。面白い)
「森の中の白い道」
メガロマニア読みたい。でも写真はこっちの方が良いらしい。
BGMも良かった。気になる。
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恩田陸を絡める必要がそれほどあるとは思えんが、…さすが添加の、いや、転化の、いや、点火のNHKですなあ。
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もともと古代文明には興味があり、恩田さんも書いているということで借りてきた。写真が多いのであっさり読める。少し物足りないくらいかも。
マヤの古代都市のうち特にティカルに焦点を当て、その繁栄の理由を探る。新しい調査結果も多く載せられていて面白かった。
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恩田陸さんとNHK取材班によるマヤ文明プロジェクト。まずは写真が素晴らしい。グアテマラのティカルやメキシコのチチェン・イツァはとりわけ。そして、大河もないジャングルに2000年にもわたって栄えた不思議な文明。鉄も車輪もなく、使役する家畜もなく。ぜひとも行ってみたい。
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マヤについて実はよく知らなかった事がわかる。
ジャングルの中の都市国家が2000年も続いた事、インカと違い文字があった事など。
番組が見たいと思って調べたら、NHKオンデマンドで見られる。契約してみようかな。
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メキシコのチチェン・イッツァやウシュマル、グアテマラのティカルなど、有名どころの移籍の紹介が多い。
グアテマラのほうがまったりしていて古代文明の跡を楽しむにはよさそう。
マヤの人たちが水の管理に優れていたというのは知らなかった。
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ラテンアメリカの古代文明の話を聞く機会があり、以前から興味があったマヤ文明の書籍を探した。読み切る自信がなくなるような本もあった中、恩田陸さんの名前を見つけた。
神秘的なイメージがあるマヤだが、そうではない本当のマヤの一部を知ることが出来る。他の古代文明との違い、なぜ滅びてしまったのか、とても興味深く読むことが出来た。