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エピローグとドストエフスキーの生涯、そして訳者による解題。
結局有罪、20年の懲役。イワン狂う。
未完成作品の意味がわかった。
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エピローグは本書数十ページで終わる。
後日談という形で、今までの激動の激しい話からは少し落ち着いた形。アリョーシャと子供たちのやり取りが印象的。
他にドストエフスキーの生涯と、翻訳者による解題付き。とても面白く、もう一度最初から読み直したくなる気になります。
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8月末に読了した。やはり、カラマーゾフは面白い。だが、やはり未完の作品なので、少し消化不良の点も残る。また、亀山氏の解題を読むともう一度読みたくなる。神の問題については、東洋人には分かりにくいものがあり、私の読みでは、神の恐ろしさについて本当に分かったとは言えないのだろう。だが、断然よみやすくなった「カラマーゾフの兄弟」を提供してくれた訳者には感謝をのべたい。
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本編これだけ?!全部4巻に入れてくれよー!
ほぼ解説。
でも読まないと、本編はおもしろくないかも。
これは未完で(!)まだ後半がのこってたはずだったのかあ・・・
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終わった。。。
ついに読み終わってしまった。。。
一ヶ月以上にわたった格闘の日々ともこれでおさらばだ。
大きい山を踏破した感じだけど、なんかちょっと寂しい。
あえて言わせてもらうと4巻でまとめてくれよと思う。訳者の意図も分かる。でも5巻にするならもちっと安くするとかして欲しい。亀山さんの解題も面白かったし、文句はないんだけれども、あえて言いたい。
「第二の小説」ってのが読みたい。皇帝暗殺とかもうワクワクする。読めないけど。
全体を通して非常に読みやすかったし、訳者亀山さんの各巻末の読書ガイド、5巻の解題を通してカラマーゾフの兄弟から作者ドフトエフスキーにいたるまで理解は深まった、、、と思う。
まぁ、当分読まないと思うが、いつかまた読もうとする日までさようなら。カラマーゾフ万歳!
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読み終わった〜。なんか、重厚な文学読んだというよりエンタメ新聞連載小説読んだような印象。訳ゆえなのかな?
このエピローグではカテリーナ様結構メインで、1巻でカテリーナ様に目を付けたもののあっさりその期待が裏切られてた私のような読者には良かったのかも・・・(笑)
ブンガクをキャラ萌えで読む私だけど、どうもそのキャラの選定を往々にして誤るんだよな〜。チボー家の人々も、アントワーヌ兄ちゃんだ!!と最初思い込んで読もうとしたら、その後兄ちゃんあんまりカッコ良くなかったのでガッカリして読む気をなくして放置したまんまだもんな。これもそのうちまた手を出そう。(と思って早にじゅうねん近く・・・)
んで、読み終わって、ええと終わってねえ!!ってのが一番の印象じゃないですかね。未完未完って言ってるけどホンマ未完ですな。やたらとカラマーゾフを有名にしてるのは、とどのつまり終わってないから?なんでも終わっちゃうとそれまでどんなに熱狂してても、ある程度落ち付いちゃうじゃん。でもそれが終わってないとなると、どうなるんだろう・・・っていつまでも気になるし。エヴァのように(笑)
私だってアリョーシャ全然シュミじゃなーけど、今後アリョーシャが皇帝暗殺を目論む革命家に!とか言われると気になるもんよう。どんな話だったんだ〜。
で、この本はエピローグは60ページで終わって、その後は延々訳者の思い入れたっぷり解説が300ページも付きます。なんか、訳者の特権で好き放題(笑)。4部までとエピローグは分けて欲しいんだ!!ってことで、ペラいけど分けました、って分かるもんなーその気持ち。完結した漫画人に貸す時とか、貸される方は一遍に貸してくれよ!て思うけど、貸すほうとしては、いやいややはり次を読むのに間をおいて、その間じりじりして続きをああでもないこうでもないと考えて気持ちを高めて欲しいもんな・・・とかそういう思惑があるもんな。
で、その解説も、オレはこう思うんだー!!っていう愛の表明にみちみちてて、分かるゼその気持ちwて感じでした。でも飽き足らずに訳者さんさらに新書も1冊出してるけど(笑)
ちなみに私はこのドストエフスキー生涯解説の中に出てくるホルバインの「死せるキリスト」の絵が激烈に好きです。ので、カラマーゾフ気に入った人は是非とも見て欲しいっす。ホルバインの画集には絶対載ってるんだけど、できることなら生で見て欲しいっす。
その頃ドストエフスキーなんぞも読んでなくって、全くなんの予備知識もなくバーゼル行って、観光名所だし〜つって美術館行って、突然にあの絵を目にしてものすごい衝撃受けました。絵のサイズとかマチエールも大事だし、展示のされ方も重要なんで、やはりあれは是非生で。
15世紀に描かれた絵だけど、非常に個人主義を感じました。
とかって書いてたんだけど、あれ?16世紀だったような・・・とか気になってて、見てみたら1521年だったよ!あらあら。でもすごい現代的な絵なんだ!好きなんだ!!
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ほとんどがドストエフスキーの生涯および翻訳者による解説?で占められている。
1巻冒頭の印象ではアリョーシャが主人公のような印象を持ったが、全体としては明確な主人公はいない。おそらくこの後に続く予定だった作品でアリョーシャや周辺の人の今後が語られる予定だったのだろうと思わせられる。
完結したような、完結していないような、不思議な印象。もっと読みたかったなぁ。
最後の「カラマーゾフ万歳」で終わる部分は、読んだ直後はしっくりこなかったけど、じわじわと後から押し寄せてきます。
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P.204,207〜208,215〜217,220,302 解題は新しい発見があったりして興味深い。
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古典新訳ブームの頂点にあるのが、この「カラマーゾフ」の亀山新訳。私にとっては、2回目、それも久しぶりの再読になるが実に面白かった。ロシア人って、何でこんなにおしゃべりなんだろう。フョードル親父、ミーチャ、アリョ−シャ、ホフラコーヴァ夫人、小悪魔ちゃん、みんな本音でよくしゃべる、しゃべる、寒いのに!
そして最後に「カラマーゾフ、万歳!」ってんだからもう!
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小説は3分の1ほどで、あとは作家ドストエフスキーの解説です。
小説も奇怪であれば
作家の生涯も奇怪です。
奇怪でなければ文豪にはなれないのでしょうか。
小説は未完成であっても、ここまでで充分に小説になっている。
何百年が経過しても、未完の続編について語られるのだろう。
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読み終えて、思ったんです。
…1巻からもう一度読み直そう。
第二部が無いのが悔やまれますが、なんだかそれが
ミロのヴィーナスのように、無い事によって
作品の魅力を増しているようような気がするんです。
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とりあえず本編だけ読みました。ドストの生涯にはあまり興味はないですが、作品解釈はあとでじっくり読もうかな。
本編は…これで完結?と少々不満に思ってしまうような終わり方でしたが、だからこそいろいろと考えさせられるんですよね。
ミーチャは脱走してグルーシェニカとアメリカ(とか外国)へ行くのか。イワンは幻覚症で死んでしまうのか。アリョーシャに関しては、ドスト本人が書き残した続編のプロット的なものが残っているとかいないとかいろいろあるらしいですが…とにかく「ここを出て行く」とは行っていたからどこかには行ってしまうんでしょう。が、どこへ行くのか。
この作品では、「殺す」ということの定義が難しくて、深い。本当に長くて読むのも体力勝負の作品だったけど、もう一度読みたくなってしまうのが不思議!本当に、頑張って全巻読んでよかった!
5巻だけなら★3つだけど、全巻通してなら5つです。
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よりカラマーゾフの兄弟にひきこまれていきそう。カラマーゾフの兄弟をより味わうためにいい。ドストエフスキーの一生も知ることが出来て、グッド
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長い!長すぎる!
とりあえず最後まで文字を追ったという感じ。
もっと年をとってから、読み直したい。
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「最終回!そして続きはあるのか!?」エピローグは数十ページでおしまいだった・・。立ち読みでも良かったかもと思ってしまう。その後は、解説が延々と・・・。ちょっと物語の世界に浸りたいため、解説は後回し。とにかく、まだ続きが読みたい!と思わせられる最終回でした。ということで、あの続きを空想する本買わなきゃ。。。カラマーゾフ、とても良い出会いでした。ナンセンスな言葉ですが、「不朽の名作」というのにピッタリ!単純に楽しかった。そしてやっぱり私はアリョーシャが好きです☆