紙の本
ザ石黒世界
2021/07/23 17:40
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投稿者:ぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それでも町は廻っているでおなじみの石黒正数先生の原点。
どれもひねりのある結末で大好きです。
少ない線のの絵なのになぜこんなにうまく描けるのか。
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短編作家としてもっと評価されていいのでないかと。
スタイルとしては石川雅之氏と印象が似てますね。
どっちも面白い作家さんです。
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石黒先生のほとんどのマンガは
普段俺が描いてる日記のようなストーリで
構成されているので俺でも描ける気になるのだが
いざ描いてみるとまったく別なものが出来上がる
俺は紙芝居で、石黒先生は映像マンガなのだ
この差は微妙で、この差は大きい
けど、これがマンガだよなって思わされる
エンターテイメントなんて最低限で良いよなと
そこで作家性を出すのがセンスだよなと
奇抜な設定なんてあんまいらんのだ
日記でやってることをマンガにすれば良いと思えば
また俺はマンガを描けそうです。
あとは映像マンガを勉強します。
4コマはもう描かないけどな。
あんなしんどいだけなもの。
ちなみにこの石黒短編集の中では
代表作とヒーローが好きです
青臭いって良いよね
ヒーローは先生が焦燥感の中で書いたみたいです
これぐらいがちょうど良いよなー
俺は行き過ぎて
自殺マニフェストなんて青いマンガ描いちゃったけど
まあアレはアレで気に入ってんだよね
何で俺は売れないんだよ!クソッタレ!
とか思いながら2週間ぐらいで描いたわ
懐かしい
青臭いな、俺も先生も
けど俺はただ地面に吐いて 先生は相手にぶつけた
この差は微妙で、この差は大きい
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オレは毎年この日子供達に贈り物を届けるのが仕事だった
というわけでオマエにプレゼント
そういえばオマエの名前を聞いてなかった
オレの名前は
サン――
(Present for me)
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石黒先生の初期短編集。デビュー作も収録されています。
全体的に星新一テイストというか、「よくあるパターンをヒネって構成」話が多いのですが、やはり初期だけあって、そのアイデア自体よくあるものやオチが見えるものばかりでした。
「サイキック少年団」は今の作者に描き直してもらったらもっと面白くなるような気がするなぁ。
「泰造のヘルメット」の女の子とじいさんの掛け合いはすごく好きです。
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短編集のなかでも「ヒーロー」はよかったです。すごい荒々しいなかにしっかり石黒正数先生らしさがでてて見てて面白かったです
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石黒先生が書いた漫画の短編集ということで購読。
色んなネタが詰まっていてかなり有意義に読めました。
この頃から培ってきた技術や知恵が
後々開花することになったのは、必然と言えるかもしれません。
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ヘルメットのはなしが個人的には面白いと思った!
オチが予想できるが、それゆえの納得感がそれぞれの話にある。
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石黒正数短編集。
しょっぱなから笑った。鉄雄じゃないか!
本のタイトルでもある『Present for me』があたたかくて切なくてとても良作。すばらしい。その後の『なげわマン』の落差にまた笑った。
石黒氏の制作へ姿勢の原点が見える。
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やりすぎず。
くだらなさすぎず。
浅すぎず。
嘘でもなく。
現代的な感覚で、うまくテーマにアプローチされている。
故にSF食わず嫌いさんにはまずこの辺をススめてみるか。
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面白いのもありつまらないのもあり。
「ヒーロー」は後書きを読むとなんかカッコイイ。
石黒正数の短篇は ポジティブ先生>>探偵綺譚>PresentForMe 。あくまで総合的に見た場合の話で、全部読めば良いと思うよ。
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「Present for me」「なげなわマン」「バーバラ」「ヒーロ」はそれなりに面白かった。ギャグはまあまあ面白かったが、全体的には特段新しい物はなかった。
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面白いと思いつつ、くだらないと思いつつ。
でも、このシュールさはやっぱり石黒先生だなぁと思った。
原点だ。
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淡々と読める。だがつまらないわけではない。
ヒーローは後書きを見てなるほどと思ったけど流石、勢いみたいなのが滲み出てて面白かった。
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数ある石黒作品の中では、出来はイマイチというか、凡作だと思う。
他の作品に比べると、インパクトが弱めで余韻が残らない。
そんな中でも、タイトル作でもある短編「Present for me」は傑作の一つ。
読者を突き放さないハートフルな作風は心が和む。
それ以外はけっこう微妙だったりするんだが、
それでも「俺はそういうネタ好きっス!!」ということで (o´Д`o)