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3月-5。3.0点。
下巻。厚労省エリートの画策、主人公の麻酔科医にも誘いの手が。
主人公のキャラクターが薄かったかな。イマイチ感情移入できず。
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白い巨塔をテレビで見てから思わず読んでしまった。
スピーディな展開、ドラマ化にはぴったり。
少し現実味がないかな。
でも、ハラハラドキドキ面白い、イッキ読み。
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医療ミス裁判、大学病院でのポジション争いとそれにまつわる保身、厚労省が水面下で進める人口調整のための高齢者のぽっくり死推進、これらが絡み合い物語は進む。本筋は大学病院の隠蔽体質を突く医療ミス裁判のようだが、一方で超高齢化社会をどう乗り切るのかを突きつけてくる。
ハッピーエンドではないのだが、それゆえに読者に対してこの国の医療制度や先行きに疑問を投げかけているのが印象に残る。
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2004年に書かれたとは思えない程、現実的に今の世の中に問題を投げかける少子高齢化問題。15年経っても何も変わらない。でも、命の問題はどうにもならない。。
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28冊目。上編からあっと言う間に読んでしまった。面白い。第2の「白い巨塔」とも言われるそうな。医療ミスを巡る裁判に並行して、厚労省官僚(佐久間)の企てる高齢者抹殺計画(このキャラといい、腐敗屍骸像と言い手塚治虫作品を彷彿とさせる)。時あたかもコロナ禍も背景に陰謀があるのではと思ったりする。
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久坂部作品、本作もいろいろ考えさせられた。
超高齢社会や安楽死の問題について、佐久間の考えや行動は恐ろしいけど否定もできない。。
どうなるんだろう、、日本の未来は。。
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医者や弁護士は、社会的地位が高いが、殺されるほど憎まれることがあると思うと怖い。ロバートデニーロ主演のケープフィアーを一瞬思い出した。
松野の死、香村の死、衝撃だった。
それで終わるかと思ったら、最後の最後に佐久間の初めて聞く言葉だが、閉じ込め症候群。これが一番衝撃だった。
何の疑問も抱かず、老人をひたすら長生きさすのが正しいことなのか。と、問題を提起して考えさせる作品だった。
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上巻に続いて一気読み。
ミステリーとして読むには、途中から展開が予想できてしまったところもあって、ちょっと不完全燃焼。
キャラが全員すごく立っているんだけれども、地の文に誘導されるようなところもあり、先入観を持って読み進めてしまったところもあるのかなあと。
主題に関わる、医療ミスなり、高齢者問題なりは、難しい問題。倫理的にはそうかもしれんが、社会的には何が悪、というか問題なのかは議論がつきない。