紙の本
個性的かつシンプルな中期
2020/12/29 03:55
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投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る
中期ラーメンズの戯曲集。
ATOMやTEXTあたりに見られる円熟味、ある種のディープな完成度の高さ、そこまでの濃さは感じられず、ラーメンズらしくもサラリと楽しめる作品が並んでいるように思います。
個人的には、特に「スズメ」がお気に入りです。
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今回は写真も少し載ってる。
相変わらず面白い。
舞台を見ていなくても、見た気になってしまうネタもあり。
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文庫は手軽さが良いんですよね。なんて、ちょっとした負け惜しみでも言ってみる。だって、断然ハードカバーの方が装丁が格好いいから…。でも、値段が可愛くないので文庫の方がすきです。
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なぜ戯曲集を出されたのか不思議だったのですが、文章で読むとまた違った面白さがあるようです。(片桐さんの面白さは半減してしまうような気もしますが…)
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ラーメンズ第二戯曲集。
お気に入りは「ネイノーさん」と「日本語学校アメリカン」。(もちろん、全部好きですが)
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やはり小林賢太郎は天才。
短編小説を読んでいるような気にさせられました。ラーメンズのライブに行きたくなった。
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好き→
「椿」
時間電話
ドラマチックカウント
「鯨」
絵かき歌
器用で不器用な男と不器用で器用な男の話
「雀」
プレオープン
ネイノーさん
男女の気持ち
アドリブの無さと脚本の秀逸っぷりに驚いた。
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mixi内において「小林賢太郎の才能に脱帽」というコミュニティが立ち上がり、なおかつその参加者数が12000人(自分もその中の一人。注:2008年1月8日時点) を越えている事実を、この戯曲集を読まれれば納得されるかもしれない。
ラーメンズのコントやこの戯曲集を見ていて感じるのは、ラーメンズはある一定のパターン・流れを定めて観客に構図を理解させるように話を進め、そこで理解してきた観客は次の流れを勝手に想像する。その観客の想像の流れとは違う流れにラーメンズは上手く持っていく。そこで観客の頭の中で"ズレ"が生じてくる。その"ズレ"が心地よく私達を楽しませてくれるもので、良い意味で裏切られるものになる。
観客に想像を掻き立てるという意味では、ラーメンズのコントは文学的であるといえると思う。舞台で言葉を観客にぶつけイマジネーションを持たせるのと、活字を読者にぶつけイマジネーションを持たせるのは結果的には同じだ。なので、戯曲集(活字)としてラーメンズのコントを見ても、十分に楽しめるものだと思う。まだラーメンズのコントを見たことがない人が読む場合、まずある程度ラーメンズのコントを見てどんな感じなのかを頭にインプットしてからの方がより楽しんで読むことが出来ると思う。
やっぱり、脱帽もんです。
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ラーメンズと小林賢太郎のファンとしては文庫版だけでも持っておかなきゃってかんじ。
内容はもう殆ど覚えてる。
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アメリカにある日本語学校。先生は間違えた発音を教える。生徒は間違えた発音のまま復唱(「日本語学校アメリカン」)。時間をつかさどる“お時間様”。自分の失敗を帳消しにしたい男と、お時間様の秘書のやりとり(「お時間様」)。一度ハマると抜けられない芸術的で幻惑的なラーメンズの世界。どこにもない「笑い」を追求するラーメンズ第二戯曲集。
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読んでいて声を出して笑ってしまうこともあるほど面白かったです。
これを読んだ後にコントとして見たくなってしまうような内容でした。
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「戯曲集」という表現がとてもしっくりくる。ネタ帳ではなく戯曲集。実際にラーメンズのネタとして観たことがあるものは、本書で活字として視覚に入るとまた違ったおもしろさが味わえて楽しい。「日本語学校」などは完全に頭の中でリズムを再現して改めて堪能した。観たことがないものも、2人の舞台を想像して楽しめる。そういう意味では、ラーメンズの2人を知らない人が本書を読んでも想像できずにおもしろさが半減するのかも知れない。しかし、2人の舞台を知る人にとっては、活字の極上エンターテイメントになることは間違いない。緻密な計算づくしの台本に思わず唸ってしまう。個人的には、時々見られる小林氏の噴き出し笑いも演技だということが知れて、彼の天才ぶりに更に魅了された。1つ1つの作品を丁寧に何度も読み返したくなる深さ、それでいて、読みたいときに読めるように常に手元に置いておきたい気軽さ、その両方がある不思議な1冊。
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これを読む時点では、DVDを見まくっていたのでただ読むとか、内容を理解するではなくて、「ここってアドリブだったんだ」的な読み方をすることが多いです。
そりゃそうだよね、
だって台本だもん。
毎回思うのが 小林賢太郎、天才
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ラーメンズ第8・9・10回公園の戯曲集です。ラーファンにとってはバイブル!
一度ハマると抜け出けだせない芸術的知能犯、ラーメンズの世界。
日本でトップの実力を持ち、誰にも真似できない「笑い」を生み出してくれる彼らをいつまでも見つめていたい…
そんなあなたにこの一冊。
頭の中でコントを再生しながら読みましょう。
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ラーメンズ漢字三部作の戯曲集。彼らの公演はどれも大好きだけど、その中でも『鯨』は最も大好きな公演の1つです。あの舞台を包む透明感は海のそれとしか思えない。