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ミステリーが好きなわけじゃない ホラーがってわけでもない。この人の作風は好き。横溝乱歩とか夢野久作…よりも、もっとクリアー明快な闇と透明感?いちいち智久に嫉妬。
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内容(「BOOK」データベースより)
東京・大田区の高台に樹影荘と名づけられた古びた洋館があった。
かつて産婦人科病院として建てられたもので、
かたわらには鬱蒼とした樫の大木が生えていた。
ここには六組の入居者が住んでいた。
この樹景荘で怪事件があいつぐ。
トイレの血文字、廊下の血痕、中庭の白骨…
血塗られた洋館と住人たちの過去が、今あばかれる。
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このあらすじ!めちゃくちゃドキドキしますね(*´∇`*)
どの住人も胡散臭く、そして最初は誰視点での話なのか明らかでなく
それも複数人だったので足下がおぼつかないというか不安定な気分で
読み進めることになりますが、それがなかなか快感だったり。
今でいうと京極さんの「狂骨の夢」のフワフワした感覚と似ている。
文章は毒々しくて美しいのですごく好みでした。
話自体は精神病とか強迫観念とかそういう世界の人がメインで
ある意味リアルでミステリだけど本格とは言えない作品だった。
でも文体が超好みだったのでこの人の作品はまた読みたいです。
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読もう読もうとして後回しにしてる作家さんの一人。
ちょくちょく読みますが、もうたまらん。
いつかどっぷり浸りたい。