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評価内訳
2011/02/27 18:55
投稿元:
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「昭和史の語り部」と呼ばれる著者による昭和天皇論。昭和天皇の侍従長を長く務めた鈴木貫太郎の著書などを紐解きながら、戦争前夜から終戦までの昭和天皇の行動の真意を探っていく。ちなみに、昔は「御門(みかど)」と呼ばれた天皇を、一般的に「天皇(てんのう)」と呼ぶように仕向けたのは伊藤博文と山県有朋らしい。この言葉が、天皇の神格化に決定的な役割を果たしたとのこと。
2018/01/08 18:08
歴史探偵:半藤一利が、昭和の終わり頃に様々な雑誌で発表した「昭和天皇」にまつわる文書を集めた一冊。テロ・戦争・平和と、人類史全てが凝縮された時代を生きた昭和天皇は、何を思い、また国民にどう思われていたのか。本書はその答えを明示してはくれず、ただ断片的なヒントを提供するのみだが、改めて、昭和史最大のキーとなるのは昭和天皇ご自身であるのだなとの思いを強くした。まだまだ、もっと知っていかねば……