紙の本
謎は全て解決する
2007/10/30 03:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふるふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者への挑戦もあり、最後には全ての謎が解かれる。お見事である。価格を見て分かるようにかなり長い話だが、ユーモラスな会話などであまり退屈しない。これがこの作者のうまいところだ。ただ、この作品ではやたらと画数が多く普通は読めないような漢字を多く使っている。しかも振り仮名をつけず。なぜなのだろう。これが唯一残る謎だ。「喇叭」これなどが読める人には必要ないだろうが、そうでないに人は漢和辞典が必要だ。この文字の場合、カタカナ3文字ではいけないのだろうか。
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2007念10月4日読了。待ちに待った(10何年ぶり)江神シリーズ第四作目。予約して買いました。EMCのメンバーの仲のよさに学生時代を思い出しました。舞台が宇宙人の降臨を待つ人類新興宗教の総本山で、SFにあまり興味のない私には少し読み辛いところがありましたが、面白かったです。
ただ、10年待った分、期待しすぎていたのか、解決篇が少し肩透かしな気分。双頭の悪魔が一番よかった。ちなみに、『川に死体のある風景』というミステリーアンソロジーに、この作品の舞台である神倉を舞台とした短編が載っています。
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15年待った。15年!前作からなんと年数がたってしまったことか。さっさと読むのがもったいなくて4日にわけて読破。関連する小話を挟むのは作者の癖であるし、いつもそれを楽しんでいるが、今回は興味のない話が多かったせいか、少し冗長すぎた気も。あとEMC以外のキャラがあまり立っていなかった。その辺は双頭の悪魔に大きく劣りますね。やはりアレを超える話は難しいのか? でも久しぶりの新作、楽しめました。江神先輩はやっぱりかっこいいよ!あと1冊でこのシリーズも終わるのかと思うと寂しい限り。出てほしいような、ゆっくりでいいような…。
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久々の本格モノ、堪能しました。メインプロットには隙がなく緻密で、まさに「やられたぁ」の大カタルシス、脱帽です。ただし、余りにも長すぎ。ちょっと余談が多すぎるので★四つ。
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待ちに待った学生アリスシリーズ。
江神さんが登場するまでは「どうなるのだろう?」とワクワクしながら読んでいましたが、予想に反して…
もうちょっと…う〜ん…いや、面白い事は面白いんだけど…(期待が大きかった)
それでもこれだけのボリュームがありながら一気に読んでしまいました。
次回作がまた楽しみになりました。
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久々の登場、待望の学生編。もうEMCのみんなに会えただけで文句なし。トリックとかロジックはまあ、そこそこ。ああ、あと一作で終わるなんて言わないで…!
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待ちに待った「江神シリーズ」第4長編であります。もう前3作の内容は忘れました(笑)ちょいちょい繋がってるんですけど、それほど気になる感じでもなかったのですらすらと…。半分読み終わる頃には読むのを止められない状態になります。後半は一気読みするのがオススメであります。ハラハラドキドキ。ミステリーに冒険活劇の要素もあり。マリアとアリスはどうなのよー?ってなのもあり。青春ミステリと言うにはもったいない。さすがのロジックに脱帽であります。当然出される読者への挑戦はスルーの方向で(笑)考えてる間に続きが読みたいわ!!ってなるので…。久々に脳が目覚める小説を読みました。次巻が気になりますが。次で完結らしいので出て欲しくないような。でも読みたいような
。んージレンマ!!
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15年ぶりの江神さんシリーズの最新作。読み終わるのが勿体無いくらい堪能しました。謎も良かったけど、やっぱり有栖川有栖の本は登場人物の会話が楽しい!久々の学生アリスに会えて幸せでした♪
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『レディ・ジョーカー』のごとくはじめ1/3は退屈やったけど、殺人が起こってからはさーっと読めました。江神さんがやっぱりオトナでかっこいい!そして、今回初めて織田さんかっこいいなと。バイクんとこ。名古屋弁にシビレた。(20071106)
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15年振りの新刊だよ。
半分はこうリズムに乗り切れていなくて、なんだか必要のない気がしたけれど、後半はテンポ良く、次に次にって感じで楽しく読めました♪
最終巻はいつ出るのやら。
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待ってましたのEMCシリーズ新刊です! 今回はどんなクローズド・サークルかと思ってましたが、国内を舞台に宗教国めいた場というのがとても興味深かったです。ただUFOや宇宙人に対しての説明は、ちょっと私の中では気乗りしない部分なので、う〜ん、と(すみません…) 閉ざされた場所からの脱出や、町人たちもいるのに助けを求められないもどかしさ等は読んでいてすごくドキドキしました。ラストのもつれた糸がゆっくりほどかれていくような解明も心地よかったです。…『女王様』についてやや物足りないのが残念;
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2007/10/29〜11/4
ページを開いたら上下二段だったのでクラッとしました(苦笑)。でも読み始めるとボリュームは関係なかったです。面白かった。トリックは半分くらいわかったけど、江神さんのようにスマートな回答は無理でした。長編は次で完結らしいので非常に残念です。15年後といわずせめて10年以内にだして欲しい。
『その人が、何十年も先のことを約束してくれたのがうれしい。真夜中という悪戯好きの時が、彼に口を滑らせたのだとしても。』256P
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久々の江神先輩。
楽しくグイグイ読めました。
全然犯人はわからなかったですけどねー。ま、それはいつものことだから。
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もー!!待ちに待った、江神さんシリーズ長編第4弾。頭の中の時計の針をバブル末期まで戻せば、鮮やかに甦る、英都大学推理小説研究会の面々。設定はちょっと前作のセルフカバーっぽいが、なるほど!の展開です。…それにしてもマリアはやっぱり“お嬢”だな、などと改めて思ったり(笑)。
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15年振りの江神さん!!ストーリーは、わりとサラリとして読みやすかったです。学生アリス独特の重さがなかったのは、残念ではあるけれど、面白かったです。有栖川さんの優しく心に残るミステリは健在です。