投稿元:
レビューを見る
どう感想を書いたらいいのか悩む。
購入当時は何を感じて読んだのだろうか?
カナギとミリアンのことは一旦蚊帳の外に置いておく…書いてもらちがあかない。
手を組んだにも関わらず、全く動きの見えなかったバシュラールがようやく登場。
逃走してから何やってたんだよ?
出てきたはいいけど、反乱軍(?)を指揮してるのに、一定数を率いてる風が感じられない。
バックグラウンドが見えないんだよな。
ここも両想いに至る決め手が薄過ぎて、以前に描いてた気持ちがどっか行っちゃいそう(苦笑)
終盤に大事なことがドドッと明かされたけど、東方が特別視されていたのは【古代遺跡(都市)】があったからなの?
それから、"世界の王"が独りになったのは、魔物と戦ったから?
その"魔物"を練り直して"人間"を生み出したと言ってたけど、魔法を使って行ったとしても納得できない事象なんだよな…抽象的過ぎて、何をもって"ソレ"とするのかが理解できないというか…。
"ソラ"の存在もどうやって見つけたんだ?
人としての肉体と言葉を与えて己の孤独を埋め、現在の世界を創り出したんだよね?
死にたかったのに、自分と同じような"ヒト"が世に広まり、また思うようにならない世界なら創り直せばいいって、そんな考え到底認められるものでもないし、"ヒト"として繁栄するモノをどうこうできてしまう魔法なんかいらない。
結局"ソラ"の存在は何なんだろう…?
「神でもなく、詩人でもなく、ヒトにもなりきれない、憐れな…」なんて、某映画のセリフかよ!←