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2007/9/8
L-H
2007/9/10
2007/9/16
2007/9/26
B-K
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・とある求人情報誌に載った、法外な時給の短期アルバイト。半信半疑、応募し、見事招かれた人々は、ある「実験」に参加することになる。
・ここまできっちりした殺人を、作者の作品では初めて読みました。怖かった…。後味はあまりよくないし、すっきりしたようなしないような読後感なのだけれど、なにかくせになる面白さです。
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評判があまりに良いのでどきどきしながら読んだけど、確かにすごく良かったので満足しながら現在に至ります。自分は日常ミステリの方が好きなのだけれど、これは掛け値なしに面白かった。ミステリ知らない人にも奨めたい、けど勿体ないような気もしなくもない。最後にどっきりした。
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THE INCITE MILL。モニターとして<暗鬼館>の実験に参加することになった12人。時給は一一二〇百円、人を殺害した場合はボーナスをもらえるなど様々な条件が規定されていた。そして参加者一人ひとりには凶器が与えられていた。犯人がわからない中で夜は鍵の閉まらない個室で過ごさなければならない。無事に7日間を終えることができるのか。
殺人が起きて後半にもなると皆、本性が出てくるなぁと思いました。あまり前に出ていなかった結城もラストの方では自分から動き出すし。須和名祥子の滞っているのがどのくらいなのか、何者なのかが気になりました。
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ミステリーって、読み始めると止められないなあ。
「変」な部分がいっぱいあって、どきどきしながら読んだ。最後の最後までわからないことがいっぱいあって、おもしろかった。
でも登場人物が多いのは苦手。あと「その人物」は誰が誰だったのか、とかすっきりしたい部分もある。
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なるほどなぁ…。こういう構成とは思わなかったので、意表を突かれてじゅうぶん楽しめたんですが、少しモヤモヤが残ったので★四つ。あいつの目的は、いったい何だったんだろうか?そこまで責任とって欲しいなぁ…
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『ミステリによばれて書いたミステリ』みたいな宣伝文句が書店にあった気がするが、まさにそうだなと。疑問も残るが、ラストになるほどと思ってしまいました。本書で使用されているミステリの中で、読んでないものもあったので読んでみようかなとおもいました。
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最終的に主人公よりも目立ったあの人は・・・で、結局その後どこに行ったのさー。
ってか、ナニがナニしてあんな状況になったと?!
主人公もあの後どう返事したのかとか、
読後も気になるところ満載ですな。
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<07/11/24-27> 読んだ後レビューせずにもたもたしているうちに(※)『このミス2008』が発売され、この作品が10位に入賞してしまいました(『本格ミステリ・ベスト10』では4位)。 ですから今さら・・・てなもんですが、まいいか、ということで私なりにレビューしてみましょう。プロットとかストーリーとかは『このミス2008』で紹介されていますから、このレビューでは割愛して、さくさくっとレビューすることにいたしましょう。そういう意味では楽チンだな。
※ この本を読み終えたのは07/11/27。
米澤穂信さんは以前から気になっていたんですが、今まで未読。アマゾンでの本作の評判を見て初めて読んでみることにしました。
結果はびっくり。いろんな意味ですごい作品です。まず発想がすごい。本格ミステリをゲーム化しちゃうんですから。しかし、読み始めてしばらくしてこうした物語の結構が見えてきたところで、作者はどうやってこのゲームを成立させるんだろうと大きな"?マーク"が頭の中に浮かびました。だって、参加者が殺人を犯さなければ話にならないのですから。そこんとこをどう処理するのか、それが私にとってこの小説を読み進めていく上での最大の関心事となりました。で、結果はどうだったか?う〜ん、どうでしょう。走り高跳びでたとえれば、身体はバーを越えたけれど、最後に足がひっかかってクリアならずというところでしょうか。それなりに説得力のある設定を用意していますが、それでもなあという気持ちが残ってしまいます。「そんなのいいじゃん、『その設定あり』としてゲームそのものを楽しめばいいじゃん」という意見もありそうですし、そういう立場もありかなとは思いますが、私はこだわってしまいます。
本格ミステリとしてのできはなかなかですし、あえてこういう極限的な設定の中で本格ミステリを成立させた腕はなかなかのもの。いつ自分が殺されるかというサスペンスを軸に最後まで興味をとぎらせない物語性も大したものです。
ただ、読者に対してアンフェアなところがあって、それが少し気になりました。例えば、ゲームを始めるにあたって、ゲームの主催者が参加者たちにルールを提示するところがあるのですが、そのルールが「ノックスの探偵小説十戒」をベースにしていることは、本格ミステリファンならばすぐにわかります。ところが、主人公の結城も他の参加者も、そのことには全く言及しません。で、私は、こいつら本格ミステリファンではないなと思ったのですが・・・。
【じっちゃんの誤読的評価:★★★】
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血だらけ。
米澤さんの本の中では、苦手。
でも、これをいいという人もいるんだし、映画化されてるし、視野を広く持て!という意味では読んでいて損じゃないのかも。
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バイト雑誌を立ち読みしていたビンボー大学生・結城は、ひとりの少女から
声をかけられて……。この夏、鮮烈なミステリーがはじまる
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米澤穂信さんのミステリー。この人の作品は独特の雰囲気があって好きです。閉ざされた空間の中で行なわれる非合法バリバリのアルバイト……最後までハラハラしながら読めました。でも最後、私が密かに気に入ってたあの人はどうなったんだろう。
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一つの空間に集められた12人の人物。その人物たちが次々に死んでいって……。
12人も人物が居ると書き分ける方も読む方も大変だと思うのですが、そういう点ではキャラ小説風味で読みやすかったです。
ミステリ小ネタが多くて、楽しめました。
30ページを過ぎたあたり(人物が集ってきたあたり)から乗ってきて、一気に読めました。ミステリの醍醐味はこの「先が気になる!」スリル感だと思います。
終わり方は、またいくらでも続きが作られそうな感じで、これもまた「最近のミステリ」だなあ、という感じがしました。
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期待以上に面白かった。話に惹き込まれあっという間に読んでしまう。でも現実かバーチャルかの区別が未だに謎。
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今までミステリをたくさん読んできた人ほど気に入ると思います。
こちらの予備知識を逆手にとられる。メタフィクション好きな僕はその構成だけでめろめろでした。
後をひく終わりなので続巻を期待です。