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ま、ネーミングで買いました。さっと読めます。
「第5章 スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?」
スタバではグランデを買うことにします。
「第7章 経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?」
サブタイトルのとおり「所得よりも資産の格差のほうが大きな問題である」なのでしょうな。「比較優位」の説明がわかりやすい。
「第8章 子どもの医療費の無料化は本当に子育て支援になるか?」
筆者自身の経験に基づき、かなり力を込めて執筆している部分。結論において同感。
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同じものが違う価格、違うものが同じ価格で売られている経済の仕組みについて書かれた本。本書の筆者が特に重要視していたのが「取引コスト」と呼ばれるものだ。いろいろなモノやサービスを取引するときに、取引されるモノやサービスの価値に対する支払い以外に生じるコストのことだ。例えば、買い物のために店まで行くためのコスト、自分の好みの商品を探すためのコスト等など、商品を購入するには、お店で掲げられている値段以外にもいろんなコストが発生している。したがって、同じものが安かったり、高かったりしても、消費者のその時その時の価値観により、取引がされるのである。また、本書を読むことで、企業が採る戦略について、「規模の経済」「範囲の経済」などの経済学を通した視点で学ぶことができ、とても参考となった。
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世の中の売買、流通等の仕組みや現状を分かりやすく教えてもらえる1冊。
この本を読んでから、遠くのスーパーより近くのコンビニでの買い物、買い方
による取引コストについても、より考えるようになった。
昨今のガソリン価格高騰、物価高騰の折、日常生活の中での低コスト思考?を
意識するなら読んでみるといい1冊。
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経済学を実に身近な例で解説し、日常生活に生かせるよう噛み砕いた本。実際に生かさなくても、100円ショップの秘密やドリンクのコスト構成、携帯の料金の謎等、物やサービスの価格の不思議について、薄々とわかっている事や全く興味のなかった事にも図と文章で明解に答えてくれて興味深い。著者が強調しているのは取引コストや、比較優位。ここにある知恵を実用できるか否かは、意外と我々の将来に関わってくるかもしれない。また、経済学部の学生からすれば常用の経済理論を、講義を聴くよりもすんなりと頭に入れる事が出来る。
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とっても読みやすい経済学の本。
「取引コスト」という概念に着目し、生活の中の様々な物の価格に関する疑問について、ひとつひとつ丁寧に解説している。
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会計
経済のしくみのとっかかり
むしろ中高生向け
能力は低いが、自己評価が高い人・・
との確執を感じて笑った。
あとがきにある、『現時点の自分自身について、どんな面では大衆(平均)的な好み・能力・行動パターンを持っているのか、どんな面では少数派なのかを自覚することです。』はよい。
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これはもろに経済の本ですね。大学で学ぶミクロ・マクロ経済学が応用されてるのがわかります。
内容はコストと利益とそれを取り巻く環境から導き出される価格の決定を旬な具体例を対象に説明されてます。
いかに世の中が合理的に回ってるのかがわかります。
やっぱ経済学好きですわ☆
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・スタバはなぜグランデがお得か?
-(例)普通サイズ240円、Wサイズ340円(中身2倍)
-Wの方が単位リットル当たりの値段が安い。
・世界全体で見たら、日本の貧困は「相対的貧困」でしかない。
-飢餓に苦しむ国などが「絶対的貧困」
・本当の問題は「資産格差」
-年収1500万でプライベートな時間がない人は税金で高い額を取られる。
-年収200万で資産を切り崩してる人は税金を少額しか取られず、いい暮らし。
-比較優位と実質金利だけは覚えておけ(著者)
経済学に出てくる理論を、身近な話題を挙げて、分かりやすく説明してくれます。今まで、私自身が経済学で勉強した理論が多々ありましたので、再確認した感じです。
「そう言われてみるとそうだよね」といった事が多かったですが、言われてみないとわからないってことは、自身がしっかり理解していないのと同じことだと思うので、一回この本を読んでみて、消費や所得に関しての理解を深めてみることをお勧めします。
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とても読みやすいです。
日常生活は、ほんとうに経済に満ちているなあ、宇沢さんの言うとおりだなあと思った。
しかし、「合理的」な消費者である、ということが、ほんとうに暮らしをよくするか、というと、そうでもないのかもしれない。
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世の中の経済の仕組みをわかりやすく、身近なテーマで一冊の本にまとめられてる感じ… 自分が他人と違う事を知っておくだけで、無駄を避けられる!!!という結論かな?
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こんな風に現実的に考えると意外と経済を身近に感じること
ができるのだと思った。あんまり難しく考えずに、どうして?
っていう疑問に答えてくれる本。グランデを買ったほうがいいみたいだけど
でも多いのよね。
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タイトルに釣られて買ってしまいました。
中身は商品(サービス)の価格付けについて、コストに焦点を当てて書かれた物です。
例えば、全く同じ商品であるお茶がコンビニとスーパーなどの量販店では価格が違う理由などについてですが、これは商品の状態・販売方法・仕入れ方法等により、全く同じ商品でも価格がことなってきます。冷やされているのか・1本あたり販売するのかかる人件費は?・少量入荷なのか、大量入荷なのか? そういった売る為に掛かるコストが同じ商品でも異なり、それにより適正な価格が店により異なってくるといった内容で、経済学の入門書といった感じのないようです。
タイトルからどちらかというと経済学を元にした「へぇ〜、なるほどな」と思える内容かと思って買ったのですが、知っている内容がほとんどだっため、正直がっかりでした。
それでも、タイトルに釣られて買ってしまった自分がいるわけですから、書籍のタイトルってほんと大事だなって思いました。
もし、この本のタイトルが「経済学超初心者入門」になっていたら、間違いなく買っていなかったわけですから。
世の中、タイトルやキャッチにだまされることって本当に多いですよね。
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『どうしてスーパーのジュースとコンビニのジュースの値段は違うのか?』
をはじめとして、普段は意識しないこと、でも考えてみれば確かにそうだ。そんな身近な経済学をわかりやすくレクチャーしてくださる。毎日の買い物が楽しくなる。商品の向こう側をあれこれ考えてみたくなる。好奇心をそそる一冊。
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なぜ100円ショップは安くて良い商品を豊富に取り揃えているのか? なぜハンズやロフト、伊勢丹などの百貨店が同じ場所に固まってできるのか?なぜ薄型テレビは急速に価格低下が進んでいるのか? そんな分かりそうで分からない、日常のカネとモノの疑問を解決してくれる素敵な本。
ちなみに僕はこの本のお陰で、地元愛媛県にセブンイレブンが全くなく、ファミマがやたら多い理由が分かりました(笑)
やや説明が細かすぎ、丁寧すぎるきらいがあるけど、好奇心旺盛な人にはおススメの本です。
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消費者としての私たちが何に対しておカネを支払うかを、付加価値に分解して考えれば、かなりの部分が取引コストあるいは取引コストの節約に対して支払われているというのが、本書のこれまでの分析でした。
何らかの取引コストを節約するような仕事が、じつは大きな価値をもっています。これらの仕事は、特別な技能がなくてもできますが、ただ、つぎのような能力(資質)が求められます。