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期待ほど面白くはなかった。著者が開発した味覚センサーについての説明が大半って印象のせいか、理系以外を対象にしようとしつつも、文章の分かりやすさは中途半端って感じ。味覚センサーの測定結果は興味深かったけど、本全体の評価としてはイマイチかなー。
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味覚センサーの開発者が書いた本。
味覚って人によって違うけど,人に説明するときに数値化できるのは大きい。
職場ではいまだにBRIXを使うが,こういった方法で表して差別化を図らないとね。
役に立ちました。
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味センサーの草分け
都甲先生のオモシロ本
実際に都甲先生と話をしても
かなり面白い。勢いのある、熱血教授
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[ 内容 ]
うま味を発見したのが日本人であるように、私たちは繊細な味覚と嗅覚をもっています。
この味覚と嗅覚で感じるテイストを世界で初めて計測したのが著者のすごいところ。
味覚センサーが示す“食譜”によって、“おふくろの味”でも何でも再現可能になったのです。
嗜好を数値化し視覚化したユニークな先端科学をお楽しみください。
[ 目次 ]
第1章 味って何だ
第2章 味を測る
第3章 味はバーチャル
第4章 においもバーチャル!
第5章 味の不思議に迫る
第6章 味覚センサーの進化
第7章 味覚・嗅覚感性文化
付録 テイストマップ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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味覚センサーを開発した著者が、開発エピソードや苦労を語っている。20年前までは、味覚を数値化することなんてあり得なかったが、今はできる。これにより、化学的に調合してさまざまな食べ物と同じ様な味をつくることができる様になった(実際は、視覚、嗅覚も使って味を感じるため厳密には一致しない)。さらには、食品メーカーが味の管理や、開発者に追う様している。
本の中では、様々なな食べ物や調味料をメーカー別や、産出地域別に数値化したチャートがありおもしろい。
ちなみに、コーヒー牛乳=麦茶+砂糖を試したが、味は?であった。
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人の味覚を定量的に測ることが出来る味覚センサを通して味覚について解説している。
味覚を定量的に測ることは難しい。
例えば、聴覚や視覚とは異なり、人が舌でどう感じるのかを再現しなければいけないから。
それを実現するための工夫やベースとなる化学の話も面白い。
具体的にどんな味がどう似ている、という話もある。
書名の「プリンに醤油」は有名だが、それをデータで示している。
しかし、これらの話以上に、味をデータにすることが出来る世界がどうなるのか、そういう話が面白い。
生き物を殺さずとも人工的に食物が作れるかもしれない。
課題はあるだろうが、そういう世界が現実になる可能性を感じるには十分な一冊。
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食を一度きちんと考えたくて勉強中の私にはとても刺激的な一冊!科学的な視点が目から鱗!食を扱う職種の人にすすめたい。味とはバーチャルなものであり、「美味しい」はひどく複雑。
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人工的な脂質膜により味覚センサーを作って、いろいろな食品の味を評価している。興味深い技術領域であるが、著者のいうように味の定量化ができている、という状況からは、まだ、遠いだろう。
主因数解析を用いているが、具体的なセンサー出力と味の要素の関連付けについては読み取れなかった。
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2011/05/11 予約 5/18 借りる。6/10 読み始める。
7/20 とりあえず途中で終了。
ワインについて調べていたときに見つけた本。
この話、前にどこかで聞いたことがある・・・。
読むのが楽しみ!
先に読んだ ハイブリド・レシピと違って、味覚について詳しく書かれていて面白い。
TVでも話題になった面白い研究だが、「プリンに醤油でウニになる」人はまずいないだろう。
まだまだ、研究の余地があるのでは。
内容 :
世界で初めて開発に成功した味を測る装置「味覚センサー」を用い、
主観で埋め尽くされた味覚の世界に客観的なものさしを与え、味の不思議に迫る。
嗜好を数値化し視覚化したユニークな先端科学を紹介する。
著者 :
1953年生まれ。九州大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。
同大学大学院システム情報科学研究院 主幹教授・研究院長。